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inaxライブミュージアム「土・どろんこ館」









以前、TBS情熱大陸で紹介されていた左官屋「久住有生」さんの仕事を見に、

愛知県常滑市まで行ってきました。

中部国際空港セントレアの近くなのですが、普通は直接空港に向かってしまう方が圧倒的多数のため、知らずにスルーされている模様。

半田ICで降りて、右折約15分です。ぜひ行って見てください。楽しめます。



詳細は公式HPへ





ここが入り口です。大人600円です。後ろに見えるのが「版築」という技法です。型枠を使って土を締め固めています。





ここがテレビで放映されていた常滑大壁。見事です。



これが内部の様子です。正面のレンガは素人有志が製作した作品のこと。

どろんこを練っている様子が館内DVDで放映されていますが、皆さん楽しそうです。





これがテレビで放映されていた黒のイタリア磨きという技法です。

「鉄っぽいでしょ?」とコメントしていた壁です。

サーフィンのワックスを使うという裏技が効いており、ところどころにポツポツと模様が浮き出ています。



中央の赤っぽい壁は、上記ワックス無しの赤の磨きです。

こういった壁の場合、心無い訪問者による破損が心配ですが、出っ張りのところには金属が配してあり、意匠的にも壁を引き締める工夫を感じました。





エントランス横は、このような下屋空間になっており、日当たりの良さも手伝ってか、のんびりと気持ち良さそうな雰囲気が漂っておりました。

土間は、INAXお得意のソイルセラミックスという商品だと思われます。こういった建物には特に調和するということが体験できます。



そのほかにも世界のタイル博物館など見所は多く、家族連れでも楽しめる内容となっております。





アンティーク便器のコレクション。何でも鑑定団に出そうな逸品ばかりです。





敬愛するフランクロイドライト設計の旧帝国ホテルの一部



常滑は街自体に、焼き物が浸透している素敵な街でした。是非どうぞ。



ちなみに、ここまで来たついでに半田市まで足を伸ばしてみてください。

ミツカンの企業博物館「酢の里」もかなり内容が濃く楽しめます。

こちらもあわせてオススメです。





突如現れるミツカン本社。





酢造の展示。



愛知県の企業は元気があるな、というのが今回2社の印象です。就職活動前の学生さんなどもこういった企業博物館を見て回るのはいかがでしょうか?

決して無駄なことではないはずです。



大林勇設計事務所




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コメント 2

moro

写真が充実していて、とても見たくなります。<br />
建築探訪は一人が良いですね。フットワークがまるで違いますね。皆でワイワイ行くのも良いのですが、見る件数がどうしても少なくなってしまいますね。
by moro (2007-01-23 23:59) 

isamu

moroさんのHPみて、自分もフランスの写真を用意し始めましたが、何しろデジカメではなくて・・・<br />
<br />
スライドフィルム!!<br />
<br />
しかも、スキャナが古いので2枚取り込むのに5分くらいかかります。マルセイユのユニテダビタシオンを何枚か取り込んでめんどくさくなり止めました。<br />
by isamu (2007-01-25 08:12) 

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