欧州回想録20060705 [欧州回想録2006]
20060705
珍しく一日中ミュンヘン
深夜の帰省ラッシュ状態は、早朝には解消し座席で横になり3時間ほど寝ました。そしてミュンヘン駅に到着。準決勝の連戦も楽ではありません。
ミュンヘンに着くと少し安心しました。
なぜなら、6年前にも一度訪問しているからです。
予約したホステルに向かい、チェックインをします。
しかし、どうやら同系列のホステルに回された模様。
しぶしぶ20分ほど歩きます。
私と同じアジア系の団体旅行者もまわされた様子。
同じ国民と思ったのか、話掛けてきてくれましたが、中国人だった様です。
それにしても中国人旅行者は以前に比べて増えました。
ホステルに無事荷物を預け、洗濯をしにコインランドリーに出かけました。
言われたとおりに歩いていくと・・・
むむっ、なんと6年前に使ったコインランドリーでした。
旧友に会ったようで、不思議な嬉しさがこみ上げてきます。
その後、入念に調べてあった建築めぐりです。
ミュンヘンは、建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンの作品が多いので一気に見ようと狙っていました。
まずは美術館で行われている、ヘルツォーク&ド・ムーロン 展を見ました。
ここでは、アリアンツアレーナの工事写真を中心にデザインスタディの様子が非常に分かりやすく展示してあり、非常に勉強になりました。
その後、同氏設計の個人美術館
同じくショッピングセンターを見学しました。
日本人とは違う素材の使い方、光の扱いが印象に残りました。
その後、ミュンヘンの中心の広場の様子をパチリ。
そして地下鉄に乗り、同氏設計の大物に向かいます。
これがワールドカップ準決勝の会場、アリアンツアレナです。
一度、試合開始ギリギリになってしまった経験から、私は開始2時間前を目標に会場入りしました。そのためまだほとんど人がいません。
この日は、記者席のすぐ隣だったため、様子を見学してみました。
モニターが備え付けられていますが、スペースは狭そうです。
ジダンがワールドカップ最後となる得点を決めるPKのシーン
試合はこのPKが唯一の得点となり、フランスが決勝に進むことになりました。この日は実は、定時終了を心から望んでいました。
それは、なんとこの後VIP用の食事会に参加する権利をひょんなことから得たためです。チケットは数十万する接待チケットとの事。
試合開始前、一人で座っていると隣席の女性に話しかけられました。
「彼が食事つきチケットを一枚持っているのだけど、あなたのその席のチケットと交換して欲しい。そうすれば彼と隣席で観戦できる」との事。
今思えば、殊更に「食事がタダ、アルコールがタダ」とアピールしてきました。そんなに貧しそうに見えたのでしょうか?(笑)
すでにスタジアムに入場しているので、偽チケットの可能性は無いのでそのチケットを見せてもらうことにしました。
心の中は、ガッツポーズでしたが
「代わってやってもいいけど・・・」という態度で高飛車に対応してみました。
すると芸能系ののチャラチャラした男がやって来ました。
確かにチケットもVIPパスもあります。専用ケースに入っています。
握手で交渉成立です。彼らは手を繋いで人ごみに消えていきました。
ちょっと遠いところでしたがVIPゾーンで観戦です。
周りは招待客ばかり、ちょっと私だけ浮いていました。
スタジアム横の仮設ゲストハウス
中は、仮設にしては良くできています。
食事は特においしいとも思いませんでしたが、気分はVIPです。
生演奏も付いていました。
たまにはこういうラッキーもいいですね。
「おまけ」
この日もボランティア精神でコップ(デポジット1ユーロ)の後片付けをしました。さすがVIP。デポジット放棄です。
サラッと集めましたが、40個を超えています。
この日の臨時収入数分で6000円を超えました。デポジット制度恐るべし。
旅の予算が増えました。
珍しく一日中ミュンヘン
深夜の帰省ラッシュ状態は、早朝には解消し座席で横になり3時間ほど寝ました。そしてミュンヘン駅に到着。準決勝の連戦も楽ではありません。
ミュンヘンに着くと少し安心しました。
なぜなら、6年前にも一度訪問しているからです。
予約したホステルに向かい、チェックインをします。
しかし、どうやら同系列のホステルに回された模様。
しぶしぶ20分ほど歩きます。
私と同じアジア系の団体旅行者もまわされた様子。
同じ国民と思ったのか、話掛けてきてくれましたが、中国人だった様です。
それにしても中国人旅行者は以前に比べて増えました。
ホステルに無事荷物を預け、洗濯をしにコインランドリーに出かけました。
言われたとおりに歩いていくと・・・
むむっ、なんと6年前に使ったコインランドリーでした。
旧友に会ったようで、不思議な嬉しさがこみ上げてきます。
その後、入念に調べてあった建築めぐりです。
ミュンヘンは、建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンの作品が多いので一気に見ようと狙っていました。
まずは美術館で行われている、ヘルツォーク&ド・ムーロン 展を見ました。
ここでは、アリアンツアレーナの工事写真を中心にデザインスタディの様子が非常に分かりやすく展示してあり、非常に勉強になりました。
その後、同氏設計の個人美術館
同じくショッピングセンターを見学しました。
日本人とは違う素材の使い方、光の扱いが印象に残りました。
その後、ミュンヘンの中心の広場の様子をパチリ。
そして地下鉄に乗り、同氏設計の大物に向かいます。
これがワールドカップ準決勝の会場、アリアンツアレナです。
一度、試合開始ギリギリになってしまった経験から、私は開始2時間前を目標に会場入りしました。そのためまだほとんど人がいません。
この日は、記者席のすぐ隣だったため、様子を見学してみました。
モニターが備え付けられていますが、スペースは狭そうです。
ジダンがワールドカップ最後となる得点を決めるPKのシーン
試合はこのPKが唯一の得点となり、フランスが決勝に進むことになりました。この日は実は、定時終了を心から望んでいました。
それは、なんとこの後VIP用の食事会に参加する権利をひょんなことから得たためです。チケットは数十万する接待チケットとの事。
試合開始前、一人で座っていると隣席の女性に話しかけられました。
「彼が食事つきチケットを一枚持っているのだけど、あなたのその席のチケットと交換して欲しい。そうすれば彼と隣席で観戦できる」との事。
今思えば、殊更に「食事がタダ、アルコールがタダ」とアピールしてきました。そんなに貧しそうに見えたのでしょうか?(笑)
すでにスタジアムに入場しているので、偽チケットの可能性は無いのでそのチケットを見せてもらうことにしました。
心の中は、ガッツポーズでしたが
「代わってやってもいいけど・・・」という態度で高飛車に対応してみました。
すると芸能系ののチャラチャラした男がやって来ました。
確かにチケットもVIPパスもあります。専用ケースに入っています。
握手で交渉成立です。彼らは手を繋いで人ごみに消えていきました。
ちょっと遠いところでしたがVIPゾーンで観戦です。
周りは招待客ばかり、ちょっと私だけ浮いていました。
スタジアム横の仮設ゲストハウス
中は、仮設にしては良くできています。
食事は特においしいとも思いませんでしたが、気分はVIPです。
生演奏も付いていました。
たまにはこういうラッキーもいいですね。
「おまけ」
この日もボランティア精神でコップ(デポジット1ユーロ)の後片付けをしました。さすがVIP。デポジット放棄です。
サラッと集めましたが、40個を超えています。
この日の臨時収入数分で6000円を超えました。デポジット制度恐るべし。
旅の予算が増えました。
2007-07-05 18:42
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
うーん、昨日のケルン大聖堂も素晴らしいですが、このミュンヘンの歴史的建築物も素晴らしいですね。そしてヘルツォーク&ド・ムーロン建築3連発。特に出来たばかりのアリアンツアレナは羨ましい!チケットを交換する際のisamuさんの表情を見てみたかったです。(笑)
by moro (2007-07-08 07:40)
懐かしい出来事です。<br />
<br />
帰りの飛行機がビジネスにアップグレードされるのと同じくらいの喜びでした。
by isamu (2007-07-09 08:17)