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ノーサイドの精神 [ためになった言葉]

 昨日は、浜松市南部の球技場で小学生のタグラグビー大会が行われた。

浜名湖ラグビースクールのコーチが事務局を務めたこともあってお父さんボランティアがタッチジャッジとして動員された。私もその一人。



参加校の中には昨年の全国上位入賞校もありレベルの高い試合も行われた。主審はラグビー協会の方が仕切ってくれたお陰で非常にクリーンかつ紳士的だった。



 試合終了を告げるノーサイドの笛の後、2列に並んだ小学生の列が登録人数の都合で数が揃わない時でも試合前、試合後の握手の徹底をする点は特に好感が持てた。ノーサイド→サイドが無くなる→隔てが無くなる→お互いを称える、ラグビーの素敵なところだ。



 実際の社会ではいろいろなしがらみがあり、特に大人だとその傾向が強く遺恨が残る事が多い。仕事や御近所関係などでもそうだろうし、記憶に新しいところではワールドカップの出場国を決めるフランス対アイルランドで「神の手」議論をまだ引きずっている。



 ノーサイドの精神のシンプルかつジェントルなすばらしさを再認識した日曜日の出来事でした。



 大会終了後、熱血コーチの一言。

「お父さんたち、体動かし足りないでしょ?今からラグビーやりましょう。」

 夕暮れの球技場でガキンチョの様に大声を出しながら、ボールを追いかける姿は、間違いなく少年時代のそれに近いものだった。まるで夕焼けの向こうで「夕飯が出来たから帰ってきなさーい。」なんて親の声が聞こえてくるような・・・ 





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