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フイリヤブランの季節 [建築]

こんにちは。



夏の終わりとストーブの季節が近づいてきて嬉しいような寂しいような大林です。



DIY植栽にも変化が・・・







夏の間、ニラ状に生えるだけで愛想もなかったフイリヤブランですが、いい季節になってきました。







 植栽の本ではじめて「フイリヤブラン」というカタカナ言葉を見た時に、知識のなかった私は、「フィリピン原産の蘭かな?」と思っていましたが、大きな間違いでした。



 アサガオなどにも見られる「斑(ふ)」のこと。葉緑素が無いところで、これが模様になっています。全体が緑よりは使いやすいのか、便利な存在の下草で、いいなと思う植栽の足元には大抵これが入っているように思います。



 実際に庭を自分でいじってみると、下草のボリューム感、中高木の存在感、チャレンジしてみないとわからないことも多く、逆にチャレンジした分だけ愛着も増すというか、「自分の庭」感が増しますので、DIY植栽はオススメです。



 上空の木と下草の広がり具合が、図面だと表現しきれないというか、書いていても未経験だとよく分からない気がします。 足元がスカスカなのは起こりやすい残念ポイント。



 この部分は植栽をする、という区切りまでプロに頼むとか、中高木の植え込みは依頼するとか、仕事の線引きをして庭に参加するのがいいかな、と個人的には考えています。 住宅街を走ると、「完成時に庭屋さんが手を入れたまま、それっきりだな。」なんてお宅も見かけますので、自分で手を出して関わってみる事をオススメします。



 例えるなら、子供のようなものでしょうか。 病院で出産してもその後、育てるのは親。 元気が無い、顔色が悪い。 こればかりはいきなり医者に行っても分からないこと。 同じように植物も元気が無ければ、水、肥料、日当たり、水はけetc・・・緑と関わることで新しい生活の楽しみが増えることでしょう。



大林勇設計事務所
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