蜜蝋ワックスを自作してみました。 [建築]
こんにちは、大林です。
浜松の明日の予想最高気温は17度とか、ビックリしました。
もう春が来てしまうのでしょうか。
2月末に温度測定の依頼を受けていまして、内外温度差20度を作ってください、と言われているのですが、多分それはムリだな、どうしましょうか。 大寒波が一度くらい来るかな、きっと(希望的観測)。
さて、本日は床の手入れの話。
無垢材を多様する当事務所ですから、床の保護剤はいろいろ試しました。
ドイツのO社やL社の製品、Pジャパン、国産だと、O阪塗料の製品やO田油脂の植物油も試しました。 どれも特徴がありますが、最近は値段や施工性の良さや建主さんとのDIY作業のため一度塗りで済むメリットの有るプラネットジャパンのハードクリアオイルを使っています。
自宅の床の手入れ用にいつもとは何か違うことをしてみようと思い先日、何気なく蜜蝋WAXに興味を持ち調べていたら・・・自作できるというではありませんか!!
つくづく、面倒なことが好きな性格だと、自分に呆れます(笑)。
必要な物は、蜜蝋と植物油(乾性油)と鍋。
自作とは言ってもミツバチを飼うところから始めてはいつになるか分かりませんので、精製した蜜蝋のブロックをAmazonで購入しました。 約800円。
その他に荏胡麻油や亜麻仁油が必要ということで何処で買おうかと考えていると・・・物置に眠っている荏胡麻油があったことを思い出しました。 ホームセンターで処分価格150円の荏胡麻油! よほど売れなかったのか本来の価格の1/10くらいの値段で安かったので買っただけで放置しておりました。
これを重量比で蜜蝋対荏胡麻油で1:8くらい(検索していたらそんな感じだったので実験のつもり)で鍋に入れ蜜蝋を溶かします。
WEBの先人の教えによると、料理用の鍋を使ってしまうと、融点60度のロウは鍋から洗い流すわけにも行かず、手に負えないらしいので廃棄処分の鍋を使用しました。 洗うことを考えないほうが良さそうです。 間違ってもお気に入りのホーロー鍋なんて使うと、「既製品の蜜蝋WAX買ったほうが安かった」的な悲しい結末になりますのでくれぐれもご注意を。 100均で捨てても惜しくない鍋かボウルを探すことをおすすめします。
そしてドロドロになった液体を容器に流し込みます。 このとき、鍋の温度を上げすぎても蜜蝋に良くないらしいので液化したらさっと流しこむのが良さそうです。 本当に固まるのか?固まらなかったらどうやって処分するんだろうと一抹の不安を抱えながら、放置。
翌朝には、マンゴープリンのようなキレイな蜜蝋WAXができあがります。
硬さは、常温のバターくらい。ゴシゴシ塗るにはちょうどよい硬さ。
実際には、もう一つプリンサイズの容器にもWAXを作ったのでそれを使いながらアチコチ実験中。 色ツヤはとても良く、木が生き返る気がします。 ただ、なかなか減らないのと、それなりに力を要するので、使いきるまでには時間がかかりそうです。
床全体に塗ろうと欲張らずにまずは、無垢のテーブルやカウンターに塗るのがオススメです。 チェリーやウォルナットに良さそうです。
大林勇設計事務所
浜松の明日の予想最高気温は17度とか、ビックリしました。
もう春が来てしまうのでしょうか。
2月末に温度測定の依頼を受けていまして、内外温度差20度を作ってください、と言われているのですが、多分それはムリだな、どうしましょうか。 大寒波が一度くらい来るかな、きっと(希望的観測)。
さて、本日は床の手入れの話。
無垢材を多様する当事務所ですから、床の保護剤はいろいろ試しました。
ドイツのO社やL社の製品、Pジャパン、国産だと、O阪塗料の製品やO田油脂の植物油も試しました。 どれも特徴がありますが、最近は値段や施工性の良さや建主さんとのDIY作業のため一度塗りで済むメリットの有るプラネットジャパンのハードクリアオイルを使っています。
自宅の床の手入れ用にいつもとは何か違うことをしてみようと思い先日、何気なく蜜蝋WAXに興味を持ち調べていたら・・・自作できるというではありませんか!!
つくづく、面倒なことが好きな性格だと、自分に呆れます(笑)。
必要な物は、蜜蝋と植物油(乾性油)と鍋。
自作とは言ってもミツバチを飼うところから始めてはいつになるか分かりませんので、精製した蜜蝋のブロックをAmazonで購入しました。 約800円。
その他に荏胡麻油や亜麻仁油が必要ということで何処で買おうかと考えていると・・・物置に眠っている荏胡麻油があったことを思い出しました。 ホームセンターで処分価格150円の荏胡麻油! よほど売れなかったのか本来の価格の1/10くらいの値段で安かったので買っただけで放置しておりました。
これを重量比で蜜蝋対荏胡麻油で1:8くらい(検索していたらそんな感じだったので実験のつもり)で鍋に入れ蜜蝋を溶かします。
WEBの先人の教えによると、料理用の鍋を使ってしまうと、融点60度のロウは鍋から洗い流すわけにも行かず、手に負えないらしいので廃棄処分の鍋を使用しました。 洗うことを考えないほうが良さそうです。 間違ってもお気に入りのホーロー鍋なんて使うと、「既製品の蜜蝋WAX買ったほうが安かった」的な悲しい結末になりますのでくれぐれもご注意を。 100均で捨てても惜しくない鍋かボウルを探すことをおすすめします。
そしてドロドロになった液体を容器に流し込みます。 このとき、鍋の温度を上げすぎても蜜蝋に良くないらしいので液化したらさっと流しこむのが良さそうです。 本当に固まるのか?固まらなかったらどうやって処分するんだろうと一抹の不安を抱えながら、放置。
翌朝には、マンゴープリンのようなキレイな蜜蝋WAXができあがります。
硬さは、常温のバターくらい。ゴシゴシ塗るにはちょうどよい硬さ。
実際には、もう一つプリンサイズの容器にもWAXを作ったのでそれを使いながらアチコチ実験中。 色ツヤはとても良く、木が生き返る気がします。 ただ、なかなか減らないのと、それなりに力を要するので、使いきるまでには時間がかかりそうです。
床全体に塗ろうと欲張らずにまずは、無垢のテーブルやカウンターに塗るのがオススメです。 チェリーやウォルナットに良さそうです。
大林勇設計事務所
2015-01-26 22:12
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コメント(2)
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お〜いいね!<br />
<br />
革製品とかにはどうかな?
by てつや (2015-01-27 14:44)
てつやさん><br />
<br />
植物油が固まってしまうので、むしろ革がカチカチに硬くなってしまう気がします。 かと言って乾きにくい油だといつまでもベタベタするからダメでしょうな。 専用品の方が良いと思われます。
by isamu (2015-01-27 15:51)