長野県南木曽で木のボールペンを作る野原工芸さん [趣味]
こんにちは、大林です。
本日雨。
今日たっぷり降っておけば、週末の小学校運動会はセーフかな。と確率論なのか、ゲンかつぎなのかよく分かりませんがなんか大丈夫な予感。 妻からは非科学的予想だねと笑われますが。
さてさて、今日は、この前の妻籠宿の木のボールペン屋さん「野原工芸」さんのこと。
いつもお世話になっている内藤材木店の大将は木がとても大好き。 そんな大将は、手持ちの銘木を野原工芸に送り、材料持込で特注でボールペンを削ってもらっている奇特な方。
私もそんな大将が特注で何種類か作ったボールペンの中から杢が特異な杉のボールペンを譲って頂き愛用している。
GWに妻籠に行くということで、展示販売が妻籠の販売ブースで行われることを調べ、長男に一本買ってやろうと思い、顔を出した。
「浜松の内藤さんの特注でボールペンを削ってもらって使ってますよ。」「ああそうですか、よくここまで来てくださいましたね。」とお話し、家族で作業風景を眺めた。 そして、並んでいるボールペン・シャープペンの中から、「一本買ってやるよ。」と長男に告げた。
ここのシステムは木目のおとなしい淡い色のものが割と安く、杢が特異で色濃いものが高く、最上級に高いのが、銘木中の銘木「黒柿」。
彼は、それほど木のこだわりもなく、さっぱりとした木目のモノを選ぶと思っていた・・・。
が、彼が「オレ、これがいい。」と手に取ったのは、銘木中の銘木の「黒柿」。 確か、一万円だったか? 「マジか(勘弁してくれ(笑))!」と内心では思い、「黒柿はまだちょっとまだ早いな。」と意味不明な大人の事情で諭し、その下のランクのものに誘導した(苦笑)。
彼が木の模様を見ながら選んだのは「シーオーク」というオーストラリアの希少銘木。 杢がグニャグニャで高級感漂いまくり。 中学生のシャープペンに「樋口一葉」1枚と言うのは、なかなかの値段だが、「大切にする」というので買うことにした。 ただネーム彫りは工房で行うらしく、後日送ってくださるとのこと。
で、先日届きました。
我が家の傷だらけの床で私のボールペンと並べてパチリ。
勉強時間は少ない彼ですが、まあまあ大事に家で使っている様子。 めでたしめでたし、ということにする。
話は少し長くなってしまうのですがこの話、まだ続きます。
戻ってきてから、野原工芸さんの仕事にとても魅力を感じ、ブログやツイッターやFacebookを眺めました。 そして分かったことは全国に愛用者がいて、金具のメッキが剥がれるほど使用したり、不幸にも壊れてしまったユーザーの修理依頼だったり、ものすごく愛されているんだな、ということ。 もちろん野原工芸さんもその期待に全力で応えている。 売って終わりではないのです。 珍しい銘木を仕入れて削る日を楽しみにしていたり、木への愛情も半端ない、ホント。
私はすっかりFANになってしまい、もっと買いたい衝動を必死に抑えている現状。 もう一本買ってシャープの赤芯を入れようかなどと、買う口実を必死に考えていたりする。 WEBの使い方も非常に上手で更新もマメにされていてFANづくりを意識している点も前向きで素敵だ。
100均商品が蔓延している世の中、良質で高いものを購入して大事に長く使うという視点に改めて気付かされた今日このごろです。 こういう考えはこれからの世の中とても大事になると思います。
みなさんも是非一本いかがですか。木のペンの手触りを味わっていたら、小説一本書けそうな気にさえなりますよ。
野原工芸HP
大林勇設計事務所
本日雨。
今日たっぷり降っておけば、週末の小学校運動会はセーフかな。と確率論なのか、ゲンかつぎなのかよく分かりませんがなんか大丈夫な予感。 妻からは非科学的予想だねと笑われますが。
さてさて、今日は、この前の妻籠宿の木のボールペン屋さん「野原工芸」さんのこと。
いつもお世話になっている内藤材木店の大将は木がとても大好き。 そんな大将は、手持ちの銘木を野原工芸に送り、材料持込で特注でボールペンを削ってもらっている奇特な方。
私もそんな大将が特注で何種類か作ったボールペンの中から杢が特異な杉のボールペンを譲って頂き愛用している。
GWに妻籠に行くということで、展示販売が妻籠の販売ブースで行われることを調べ、長男に一本買ってやろうと思い、顔を出した。
「浜松の内藤さんの特注でボールペンを削ってもらって使ってますよ。」「ああそうですか、よくここまで来てくださいましたね。」とお話し、家族で作業風景を眺めた。 そして、並んでいるボールペン・シャープペンの中から、「一本買ってやるよ。」と長男に告げた。
ここのシステムは木目のおとなしい淡い色のものが割と安く、杢が特異で色濃いものが高く、最上級に高いのが、銘木中の銘木「黒柿」。
彼は、それほど木のこだわりもなく、さっぱりとした木目のモノを選ぶと思っていた・・・。
が、彼が「オレ、これがいい。」と手に取ったのは、銘木中の銘木の「黒柿」。 確か、一万円だったか? 「マジか(勘弁してくれ(笑))!」と内心では思い、「黒柿はまだちょっとまだ早いな。」と意味不明な大人の事情で諭し、その下のランクのものに誘導した(苦笑)。
彼が木の模様を見ながら選んだのは「シーオーク」というオーストラリアの希少銘木。 杢がグニャグニャで高級感漂いまくり。 中学生のシャープペンに「樋口一葉」1枚と言うのは、なかなかの値段だが、「大切にする」というので買うことにした。 ただネーム彫りは工房で行うらしく、後日送ってくださるとのこと。
で、先日届きました。
我が家の傷だらけの床で私のボールペンと並べてパチリ。
勉強時間は少ない彼ですが、まあまあ大事に家で使っている様子。 めでたしめでたし、ということにする。
話は少し長くなってしまうのですがこの話、まだ続きます。
戻ってきてから、野原工芸さんの仕事にとても魅力を感じ、ブログやツイッターやFacebookを眺めました。 そして分かったことは全国に愛用者がいて、金具のメッキが剥がれるほど使用したり、不幸にも壊れてしまったユーザーの修理依頼だったり、ものすごく愛されているんだな、ということ。 もちろん野原工芸さんもその期待に全力で応えている。 売って終わりではないのです。 珍しい銘木を仕入れて削る日を楽しみにしていたり、木への愛情も半端ない、ホント。
私はすっかりFANになってしまい、もっと買いたい衝動を必死に抑えている現状。 もう一本買ってシャープの赤芯を入れようかなどと、買う口実を必死に考えていたりする。 WEBの使い方も非常に上手で更新もマメにされていてFANづくりを意識している点も前向きで素敵だ。
100均商品が蔓延している世の中、良質で高いものを購入して大事に長く使うという視点に改めて気付かされた今日このごろです。 こういう考えはこれからの世の中とても大事になると思います。
みなさんも是非一本いかがですか。木のペンの手触りを味わっていたら、小説一本書けそうな気にさえなりますよ。
野原工芸HP
大林勇設計事務所
自分も欲しいと思ってた!
使うほど色が育つんだよね~♪
1年後に今の写真と見比べてみると面白いかも~
by てつや (2015-05-19 19:44)
てつやさん>
妻籠が好きな人なら知ってたか。
是非、買ってみて。 単なるお土産物を超えた作り手の情熱に出会えるはず。
by 136 (2015-05-19 20:15)