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美術館と言ってもいろいろあります。 [建築]

こんにちは、大林です。

 完成間際の住宅の工期を危うくさせた雨も今日で一段落か。 しばらく太陽見なかったからなあ、太陽ってどんな形だったっけ、とでも言いたくなります。 多分、そのうち日射にゲンナリすることになると思いますが。

 日曜日も雨でラグビースクールが休みになり、家族で美術館めぐりをしました。
前から連れて行きたいと思っていたので、ここへ。

ねむの木こども美術館どんぐり

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設計は、藤森照信氏+内田祥士氏。

 浜松の方には、天竜の秋野不矩美術館の設計をした方と説明すれば分かり易いだろうか。
ちょっとヘンテコリンに見えるけど、土地に根ざした建築を作る方だと私は受け止めている。

 そして、この美術館。 ねむの木学園の生徒達の作品が展示されている。 建築と展示作品の見事な調和、決してどちらもシュッシュッシュッっとスマートなわけではない。
力強く、コツコツ、丹念に、そして堂々としている。

建物を見て歩くと、手で触れてみたい建築と、とくにそう思わない建築がある。

ここはもちろん前者。
この漆喰壁はどんな手触りなんだろう。 この戸は? この建具金物は?

20代のころにはピンと来なかった、藤森さんの建築。
五感で味わう感覚、今はしっくり来る。

家族には、多分私の今回の感動は分からないだろう。
何か、普通の美術館と違うぞ!そう思ってくれれば今回は合格かな。

大林勇設計事務所
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