SSブログ

夏休みいかがでした? [建築]

こんにちは、大林です。

 パソコンとにらめっこで図面を書いたり、模型製作が多く、ブログ投稿がさっぱりでした。
Facebookの方が更新が簡単なんだよなあ。

_MG_0286.jpg

久しぶり過ぎて写真のアップロードの方法が5秒くらい思い出せなかった(笑)。 勝手に生えてきたユリが久しぶりの雨でキラキラしています。

皆様、夏休みいかがでした?
私は、夏休みという夏休みがあるわけでもなく、8割運転くらいで仕事していました。

今年の夏は、私にとって少し「思うところのある」夏でした。

親子ともども関わっている浜名湖ラグビースクールには、先輩パパさんがたくさんいます。
そこで話をしていると、「息子や娘が帰省した。」という話がチラホラ聞こえてきます。

親として、次のステージに突入している人が現れ始めたぞ、と。

我が家でもゴロゴロしている小僧x2がおりますので、もちろん親である自覚はあるのですが、「子供の帰省」の話を聞くと、私が大学生だったころの自分の両親の気持ちがとても鮮明に想像できる年頃になってきた実感があります。

 私は、津軽海峡の向こうにいましたので、飛行機・電車・フェリー何に乗るにしても旅費も高かったはず。 にもかかわらず、夏や正月には郵便局の口座には帰省旅費を振り込んでくれていたのも、本当に有難いことだったなと感謝の念でいっぱいになります。  私が親だったら「2日かかってもいいので、青春18切符2枚使って帰ってこい。」って言ったかも。

 ここからが、本業の設計の話題になるのですが・・・。

 当事務所で設計させていただいているお客さんは、ほとんど私より後輩ともいえるパパママ世代。 オムツ替え、授乳に忙しい方々もいます。 そうなると、子供部屋は2部屋で収納もあって・・・といった要望が当然のように出てきます。 自分自身も当たり前にそう思っていましたが、今回の帰省の話が耳に入り始めると、巣立ち後の子供部屋の使用法にまで具体的に踏み込めていたかというと少し自信がトーンダウン。

 いつかは子も出ていくものだと頭では分かっているのですけど、私も施主さんも巣立ちを見送る側の経験はほとんどしていないので、どうしても想像の世界になってします。 まあ、そんなことを言っていると、設計者はみんな年輩の方じゃないとダメみたいな話になってしまうのですが・・・。

 自分自身と施主さんの経験や思いを上手いこと熟成させながら、変化する人生に適合しやすい家づくりをもっと意識していく、させていく必要がありそうだな、と大きな宿題に気づいた今年の夏休みでした。

最後に・・・
我が家の癒し、近所の猫ちゃん。
まるで実写版「ねこバス」です。
IMG_2503.jpg

大林勇設計事務所
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0