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椅子の座面を編む。 [建築]

こんにちは、大林です。

 もう12月、仕事に追われる心のなかでは12月になったことを認めないように気張ってましたが、暦は12月なので、材木屋さんに御歳暮を持ってご挨拶。 

 さて、タイトルの椅子の座面の話。
事の成り行きを話しますと、一年くらい前にFacebookで中学の同級生が椅子の座面を張った写真が出ていて、「あれっ、楽しそうなことやってるじゃん。」と教えてもらったのが始まり。
 
 春は神社の祭りと重なりNG、夏は力の入る作業が暑苦しくて不評らしく開催されず、10月は所要で参加できず、そしてやっと昨日参加できたのです。

 浜松市天竜区の「ひかべ家具製作所」さんが、家具の端材を使って椅子のフレームを作ってくださり、そこにペーパーコードと言われる丈夫な紐をくぐらせ編んでいくのが作業の内容です。 12960円/1脚でした。

 まずは、2種類ほどフレームを見せてもらい、気に入った方を選びます。 編み方を教えて頂き、用意スタート。

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 防災訓練で一時間遅れての参加だったので、皆に遅れを取っている焦りから作業を開始してから撮り忘れに気付く残念ぶり。

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 作業自体はそんなに難しく無いですが、力を入れながら張っていくという繰り返し作業を楽しめるかどうかが、このワークショップに合うか合わないかを左右します。  無心にペーパーコードを引っ張る作業が、私には合っていて頭のリフレッシュになります。

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最初の一方向はスイスイ進み、「意外に早いんじゃね、オレ」と思いきや、直交方向に入ると一気にスピードは落ちます。 ミスしたまま進むと取り返しがつかないため、目の数を数えながら確実に進めます。

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半分くらい進むと、完成形が見えてきてテンションが上がります。

実働4時間で何とか完成。

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自分で編んでおいて何ですが、模様がとても綺麗なのです(笑)。
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 一個作ればいいやと思っていたのですが、持ち帰ると家族にも褒められ、気を良くした私はもう一つ作りたいなと思うのでした。 「面倒なことが好き」という私の性格にはピッタリの手仕事でした。

 この冬もう一度開催されるか分かりませんが、「ひかべ家具製作所」さんのブログをウォッチし続けようと思います。  ご希望の方は一緒に参加しませんか。

大林勇設計事務所


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