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学生時代の懐かしい街を訪ねる [建築]

こんにちは、大林です。

今年の2月のことです。

 建築知識ビルダーズという雑誌に「日本の断熱・気密の原点へ」という企画で、私の恩師の家が掲載されました。 築38年の高断熱高気密住宅の先駆けと言われる住宅です。

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注:表紙の家ではありません。

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学生の頃一回だけ授業で伺ったことがあるな・・・と懐かしくなると同時に今の自分の目にどう映るか、たまらなく再訪したくなりました。

 恩師は御高齢のため、現在他のところに住んでおられ、現在は研究室OBで私と同時期に研究室から巣立った、イラン人のタギさんがお住まいです。  私は、タギさんに電話で連絡を取り訪問させていただくアポを無事取り付けました。 タギさんと会うのも20年ぶりです。

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うわー!懐かしい。 最近は、建築関係の業者が研修旅行でバスで来る日もあるとのこと。

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100坪の家を薪ストーブ一つで暖めているとのこと。 薪活動に余念がない。 私も同志なのでよく分かる。

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この家の断熱の厚みが分かるところはここ!とタギさんが教えてくれた。 この壁の左側が構造の壁、右側が断熱の厚み! 

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現在はタギさんの仕事場になっている、2Fリビング。 雑誌を見てここにまた行きたいと思ったんだよなあと感慨もひとしお。

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南側の縁側温室空間。

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ロフト部分。 木製トリプルサッシなんて便利なものがなかった時代。 建具屋さんの手による製作建具。

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最後にタギさんと1枚。 家の傷んだところをこれからは直していくんだと、旧荒谷邸を守っていく決意を大いに感じました。 タギさん、お忙しいところ時間を作ってくださりありがとうございました。

大林勇設計事務所






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