藤森照信展@秋野不矩美術館 [建築]
こんにちは、大林です。
ここ数日、朝方に雨がザっと降る日が続きます。 秋が近づいているのですかね。
しばらく、地面がカサカサなほどに晴れていたのでちょうどいいのかな。
昨日は、秋野不矩美術館で開催中の藤森照信展を見てきました。
秋野不矩美術館も開館20年とのことで驚きを感じますが、私が千葉でサラリーマンをしていたころに父が「天竜に変わった美術館が建ったぞ。」とそういえば電話で言っていたので、20年の月日を懐かしく思い出します。
藤森照信さんというのは、一般の人からみると「へんてこ建築」で有名な建築家ですが、東京大学の名誉教授で著名な建築史の研究者でもあります。
内部の風合いはあまり変わっていませんが、外部はいい味が出てきました。
展示物の写真は撮影不可でしたが、大きな写真のほか草屋根のモックアップ、スケッチなど、建築の仕事をしている人間にとっては興味深い展示物が多く、じっくり眺めてきました。
展示されているスケッチブックもよく見ると面白く、「ツーバイフォー材を適当に注文しておいてください、長い材も。」とか「この前のホテルを予約しておいてください。何て名前でしたっけ?」とか走り書きが面白く、モノづくりのリアル感が伝わってきました。
学生時代の卒業設計も素晴らしく、描画力以外にも随所から自然と知性があふれ出てしまう、やはり東大の名誉教授になる人は違う!と唸ってしまう力作でした。
外には、今回のために制作された新作茶室「望矩楼(ぼうくろう)」
丸でも四角でもない、思わず触れたくなるような愛らしい形と不思議な素材感が藤森建築の特徴だと個人的に感じています。
興味のある方は是非どうぞ。 9/17(月祝)までです。 8/25(土)には藤森照信さんの講演会もあるそうです。
大林勇設計事務所
ここ数日、朝方に雨がザっと降る日が続きます。 秋が近づいているのですかね。
しばらく、地面がカサカサなほどに晴れていたのでちょうどいいのかな。
昨日は、秋野不矩美術館で開催中の藤森照信展を見てきました。
秋野不矩美術館も開館20年とのことで驚きを感じますが、私が千葉でサラリーマンをしていたころに父が「天竜に変わった美術館が建ったぞ。」とそういえば電話で言っていたので、20年の月日を懐かしく思い出します。
藤森照信さんというのは、一般の人からみると「へんてこ建築」で有名な建築家ですが、東京大学の名誉教授で著名な建築史の研究者でもあります。
内部の風合いはあまり変わっていませんが、外部はいい味が出てきました。
展示物の写真は撮影不可でしたが、大きな写真のほか草屋根のモックアップ、スケッチなど、建築の仕事をしている人間にとっては興味深い展示物が多く、じっくり眺めてきました。
展示されているスケッチブックもよく見ると面白く、「ツーバイフォー材を適当に注文しておいてください、長い材も。」とか「この前のホテルを予約しておいてください。何て名前でしたっけ?」とか走り書きが面白く、モノづくりのリアル感が伝わってきました。
学生時代の卒業設計も素晴らしく、描画力以外にも随所から自然と知性があふれ出てしまう、やはり東大の名誉教授になる人は違う!と唸ってしまう力作でした。
外には、今回のために制作された新作茶室「望矩楼(ぼうくろう)」
丸でも四角でもない、思わず触れたくなるような愛らしい形と不思議な素材感が藤森建築の特徴だと個人的に感じています。
興味のある方は是非どうぞ。 9/17(月祝)までです。 8/25(土)には藤森照信さんの講演会もあるそうです。
大林勇設計事務所
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