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壊す前にちょっと考えて(既存住宅の活用。) [建築]

こんにちは、大林です。

年度の変わり目なのに、天気がパッとせず残念ですね。

コロナ騒動でどんよりした世の中ですので、晴れた青空に満開の桜!という光景を早く見たいものです。

さて、今日は既存住宅の活用というちょっとお堅めの話題を。

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過去には、古民家改修をしたこともあり、既存住宅の活用は非常に興味のあるジャンルです。

というのも、私がサラリーマン時代に会社の一級建築士受験講座の講師をしてくださっていた師匠のnoteを見ていたら興味深い記事があったので紹介します。

一級建築士学科試験で学ぶ空き家対策を見据えた小規模建築物の規制緩和(建築士の塾)

かいつまんで言うと、階数3で200㎡以下の小規模建築物の転用がしやすくなりました。 店舗やグループホーム、宿泊施設としての活用が比較的容易に。

私の住む浜松市北区でも空き家が散見されるようになりました。 費用をかけて建物を転用をしたところで需要が無ければ、商業ベースに乗らず趣味の世界にとどまってしまいます。

先日、立ち寄った京都でも転用を経てゲストハウスがアチコチにOPENしておりましたが、コロナ騒動で観光客が減り、瀕死の状況だと聞きました。 これでは建物より先に経営が参ってしまいます。

建物需要と建物活用には切っても切れない関係がありそうです。 建築技術者としては、活用の要望があった時に適切に対応できるように勉強しておくことが大切です。

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残したいという気持ちがあれば、こんなに素敵な空間が実現します。

大林勇設計事務所
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