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住宅展示場の通路を散策 [建築]

こんにちは、大林です。

どういうわけか、雨雨雨の連続。
「盆休みは出歩かないように」と仕組まれているのでしょうか(笑)。

長めにジョギングしようとしていたのですが、それも叶わず気持ちは不完全燃焼です。


 さて先日、近くを通ったので住宅展示場の中をふらっと散策。

千葉支店の新人サラリーマンの時は、仕事で週に一度顔を出していたが、場所は違えど新鮮な感覚。

 通りに人通りは無いけれど、「お客さん来ないかなあ」と、ジッと事務所に待機している営業マンの姿が透視できるようですごく懐かしい。 

 御迷惑なのは分かっているので中を覗かなかったが、ここで1つ新鮮な疑問。

「一般消費者の皆さんは、すべての住宅展示場を覗いているのだろうか?」問題!

 グルっと見回すとモデルハウスはなかなかの数ですよ、皆さんどうしているのだろう。

 聞いたことのあるメーカーに行くのだろうか、やっぱり。好きな女優さんがCMしているメーカーに行く? それとも、玄関先で粗品を配っているモデルハウスに足を踏み入れるのだろうか?

 
御存知の通り、モデルハウスは大抵デカい。 延床面積60坪位はあるだろうか。 更にはオプションテンコ盛りで、見栄えのする家具もセッティングされている。

当然そのまま建てれば、一般人の建築予算以上の費用がかかる。 たくさん見て回ってもほぼそのままマイホーム候補になる家は、まず無い。 大きさも仕様も違って参考にならない。

これって車の購入行動で例えると、ト○タのディーラーに購入予定のカ○ーラを見に行ったけど、実物がないので代わりにク○ウンに試乗した、とかそんな感じか? 

そう考えると、消費者のいろいろな要望に合うように同じ会社が3棟、4棟と出店しているのにも納得がいく。 軽自動車やらワンボックス、ハイブリッド車、スポーツカーまで展示しているイメージ。 出店経費はその分掛かるのは当然ですが。

反対に、住宅展示場に注力しない会社も割とある。

最近、よく見かけるのが10棟くらいのまとまった分譲土地の1つに、先行して展示場を建て、後に売却するタイプ。 土地の規模感も分かるし、何よりも「この土地には、これくらいの大きさの家が建てられる」という目安が分かりやすい。

このタイプの方が大型住宅展示場よりも現実的なのかも。そんな気付きがありました。
ネットでアカウント登録して、玄関は電子解錠で、リモートで社員が質問に答えるとか、そんな営業スタイルも増えるかもしれませんね。

ただ、大型住宅展示場が無くなることは無いでしょう。 なぜなら、新聞社、テレビ局が大抵は大型住宅展示場の事業主ですから、広告は強いですよ。 放送の合間にマイホームセンター♪のCM目にしますよね。

大林勇設計事務所
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