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コロナ禍でも良いこともある。 [建築]

こんにちは、大林です。

出だしから、皆様のお怒りを買ってしまいそうですが・・・

コロナ禍で良かったことと言えば? 
もうこの問い自体が、タブーであることは分かっています。

 でも、マイナスばかりではないことを認識して、そろそろプラスを見出しながら前を向いたほうが良いかも、というか自分はそういうマインドでありたいと思っています。

 というのも、建築関係のSNSで知り申し込んだのですが、土曜日に京都大学の建築学科平田晃久研究室のオンラインレクチャーがありました。 これが非常に面白かった。

 平田晃久氏については、以前から興味があり、従来の陰気臭いカプセルホテルのイメージを打破したナインアワーズというカプセルホテル空間を赤坂と浅草で体験済。

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 大学の講義ですから、なかなか縁もゆかりもないオジサンがノコノコと学生に混じってキャンパスに現れるのも不思議というか不審。 そういった意味では、ワールドワイドに門戸が開かれたと考えれば、「知りたい」「見たい」意欲のある方には、チャンスが増えたと考えて良いでしょう。

 登場してくださったのは、すでに世界中で作品を生み出されていると同時に、2025年大阪万博の会場デザインを手がけられる藤本壮介さん。

 地方でコンパクトな仕事ばかりしている私には疎遠になりつつある、都市と建築という観点の作品紹介がとても興味深く、時は違えど学生時代のケンチクケンチクしている空気が懐かしく思い起こされる。

 いま、地方都市に足らないのはワクワクするような都市体験なのかな。 浜松も御多分に漏れず、中心街がさびれている。 松菱というデパートの有った一等地は、10年以上も空き地。 さて、この先どうなるだろうか? 恐ろしくもあり、楽しみでもあり・・・。 魅力の薄い巨大な壁のような箱が作られないことを願う。

大林勇設計事務所
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