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トヨタ産業技術記念館に感動。 [建築]

こんにちは、大林です。

こちらでは、新年初投稿ですかね。
今年もよろしくお願いします。

年末の話ですが、個人的にかなり心の揺さぶられたお話を。

タイルなどのショールームをイッキ見しようと名古屋に行ったのですが、その際に以前から気になりながら訪問かなわず、やっと立ち寄ったトヨタ産業技術記念館の感動といったら、もう・・・。 感動のあまり言葉がありませんでした。

トヨタ産業技術記念館とは、名古屋駅の少し北に位置する、西区則武新町にあるトヨタグループの資料館であり、貴重な近代産業遺産です。

公式HPに開館に当たっての初代理事長のメッセージが掲載されています。

>>引用
「豊かな社会づくりを目指すトヨタグループが、『研究と創造の精神』と『モノづくり』の大切さを、次の世代を担う若い人々をはじめ、広く社会にお伝えし、内外の経済、社会の健全な発展に役立てていただくことを目的に設立したものであります」(「産業技術記念館*」総合案内 1994年6月発行)
>>引用終わり

私は次の世代を担う若い人々では無いですが(笑)、年の瀬ながら2022年で1番にズバズバと心に突き刺さりまして、ワクワクの連続の貴重な時間でした。愛知県の社会科見学では有名なスポットらしいですが、大人もぜひ行くべき施設です、と大林のイチオシです。

小学生の頃のバス遠足で行った、明治村が建築を好きになった始まり、と公言している私ですが、トヨタ産業技術記念館に来ていたら建築を志していなかったかも、と思ってしまうほどのインパクトでした。

内容は盛りだくさん過ぎて、私の言葉では語り尽くせないのですが、綿工業から始まり、プリウスまでつながる、豊田佐吉氏を源流とする、トヨタグループの技術革新の流れに触れることができます。

産業革命とか綿工業とか、アメリカの農作物の分布とか・・・中学社会の先生の顔も同時に思い出せるほど、頭の中にクッキリと残っているのですが、テスト用の知識として記憶がクッキリと残っている割に私は何も分かっていなかったことに愕然。
やはり、自分の目で実物を見ることは大切です。

展示の内容も素晴らしく、綿花から糸が出来上がる工程、そして均一で高品質な糸が出来上がり、生地になっていく一連の流れを、かなり年代物の機械で実演。 現在も手入れされて滑らかに動くところが理系の好奇心を大いにくすぐります。

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ここまでで、十分に満足なのですが、ここから自動車産業にも進出するところがトヨタグループの尋常ではないところ。そして、展示は自動車館に繋がります。


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こちらでは、数々の名車の展示や自動車の製造工程を見学することができます。

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いつもお世話になっている大工さんの作業場が湖西市にあり、すぐ近くに豊田佐吉氏の生家である、豊田佐吉記念館があります。

 もし、トヨタグループの最初の一人がこの世に生まれていなかったら、途中で事故や病気で亡くなっていたら、いったいどうなっていたのだろう、そんなことを深く考えながら年内営業最終日にトヨタ産業技術記念館を後にしたのでした。

 本当にオススメの観光スポットです。 特に小さいお子さんがいらっしゃる家庭は是非。 第二の豊田佐吉が生まれ、日本産業の歴史が変わる瞬間になるかもしれません!

大林勇設計事務所



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