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今、ゲストハウスが面白い! [建築]

こんにちは、大林です。

 趣味のフルマラソン参加のために、たまに一人で遠征をするのですがそんな時私が選ぶのは、「ゲストハウス」と呼ばれる類の宿です。  安いというのもあるのですが、ラウンジで大会のナンバーカードを付けたり作業していると、参加者と話に花が咲き、情報交換できたり、余っている駐車券もらったり、予期せぬ出会いも楽しみの一つ。

 仕事柄、建物に興味があるので「どのような建物で」「どのように経営しているのだろうか」という視点で観察しています。  基本的に安いということは、当然投資が少ないことを意味していて、基本的に古い建物なわけです。 そこをどう手を加えて商業ベースに乗せるかが経営センスなのだろうと思います。

 今回選んだのは、あそび工場

 ひょんなことから富士山マラソンに参加することになり、ゲストハウスを探したのですが1万人近く集まるイベントのため、どこも満室。  キャンセルがそのうち出るだろうと気が向いたときに検索しているとあるとき、初めて聞く名前のゲストハウス発見。 「あそび工場? 安いしいいか。」と、ポチっと予約。

 暗くなってから到着したのと、朝もマラソンの準備でバタバタして外観の写真は無いですが、元々は古い旅館です。 しかし、内装が面白く改装前が古い旅館だったことをすっかり忘れさせてくれます。

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 廊下だってすっかりアート感満載です。

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オーナーは若夫婦。

 大学を中退し、二人で世界一周旅行に飛び出し、帰国して身内の廃業した旅館をDIY改修してゲストハウスを始めるという、ちょっとオジサン世代には無茶とも思えるようなチャレンジ。

 ただ、私は彼らのチャレンジに心打たれましたよ。 私も昔はバックパック背負って3週間とか旅に出ていろいろな貴重な経験をしましたから、彼らと話しているとワクワクします。   

 世界一周した経験を活かし、ゲストハウスで皆をもてなそうという試み。 いいじゃないですか、一生懸命で。 宿泊者に喜んでもらおうと思って驚くことにヒノキ風呂作ってしまうような一途なところ、何だか応援したくなる。

 まだ、booking.comというホテルサイトにしか登録していないらしく国内での認知度は低く、ほとんどの宿泊者は外国人旅行者とのこと。 

「河口湖を元気にしたいんです。」キラキラした目でそう言う彼らを応援したいと思います。

チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン、富士山マラソン参加の際には、「あそび工場」是非ご検討ください。

大林勇設計事務所 


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