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空き家・空き店舗問題を考える。 [建築]

こんにちは、大林です。

段々、冬の到来を感じますね。 今年は暖冬らしいですが。

私は11/25に大阪マラソンを控え、寒くなれ寒くなれと念じております(笑)。
マラソンは寒いほど(と言っても氷点下はダメです。)記録が出る傾向にあります。

さて、今日は空き家・店舗の話。

ちょうど今、台風で屋根が激しく壊れたお住まいの建て替え計画を進めておりまして、あちこちで他のお宅の屋根のブルーシートも気になっています。

9月末の台風の被害は、浜松では割と甚大で、11月中旬の今でもブルーシートのかかっている建物が目につきます。

話によると瓦屋、板金屋が大忙しで100人待ちとかザラにあるのだそう。

 まだ、ブルーシートで修理待ちをしているのなら、まだマシ。
最近気になっているのは、屋根や外壁が損壊しても修理の手すら打っていない老朽化した建物。

郊外では、住み手が居ないであろう建物も多く、手入れもされていないため倒壊寸前のものも見かけます。 倒壊すれば通行人や近隣の方に危険を及ぼします。  家主は家を建てたら終わりではなく、維持管理する責任が社会に対して存在することを認識しなくてはなりません。

 また、コンビニが抜けた後の空き店舗も多く目につくようになりましたね。
ここを有効に利用することも、今後の建築・不動産業界の課題なのかな、と思います。
ユニット化して転売・リユースできる仕組みづくりとか。

 リフォームして小規模店舗をOPENするのも、出店希望者にはゼロからお店をつくるよりは敷居が低そう。 

 作るだけでなく、維持管理やリノベーションも重要な時代だと感じる今日この頃です。

大林勇設計事務所
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