示唆に富んだ言葉 [ためになった言葉]
今日、住宅のプレカットの業者の方とお話をする機会があったのですが、
「なるほど」と思った出来事をメモ代わりに書いておきます。
その会社は、独自の金物を使った独自の工法を持っている業者なのですが、
この独自の金物が、「優れものだが、他社の金物より高い。」らしい。
通常、金物というと一番最初にコストダウンの対象になりそうな部位。
普通は、必要性能を確保したまま材質を落としたり、寸法を小さくしたりマイナスの発想をしそうなものだがこの会社は違う。
逆に、その金物の品質を上げ付加価値を加え、高い価格である意味付けを強化する。その一方で「この金物がすばらしいために、工事にかかる大工手間を少なくする事で、コストダウンが可能となる。」
というプラスの発想なのだ。
これは、いろんな職種に共通する課題なのではないか?
闇雲に価格競争に突入していないか?
薄利であるために、過剰に忙しくなっていないか?
薄利でも数を稼げるものはそれでも良いが、少数のものはどうか?
周りに製造業の知人が多いので、そんなことが頭に思い浮かびました。
さあ、メモしたので仕事しよう。
大林勇設計事務所
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持つなら世界のこの一枚 シティカード
2006-03-27 16:51
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