中日新聞夕刊「若い力、苦境塗り替えて」武左工業掲載 [建築]
7/17の中日新聞夕刊にいつもお世話になっている武左工業さんの記事を見つけました。
武左工業は、今の時代珍しく住み込みの弟子のいる左官屋。 この二人も現場で会ったこともあり、頑張っているな、と応援したくなる職人さんたちです。 左官屋さんの仕事を見ていつも思うのは特に冬の水仕事が辛そうなこと。 今までも何人かの若い子を現場で見ましたが辛抱しきれずに去っていった子も何人もいます。
でも、この二人、愚痴も言わず淡々と仕事をしています。 山梨の子は最初は道具や材料を運んでいたのが、今ではコテを持ち兄弟子と同じように仕事をしています。 もう一人の子は私の6歳くらい下ですが何と、高校の後輩。 人生経験豊富でいろいろ修行と回り道をしているようですが、武左工業の社長の水野さんのところに辿り着いたところを見ると、良縁に恵まれる運を持っているように思われます。
「進学校の韮崎高校と浜松北高の卒業生がなぜかウチで修行してるんだ。」と嬉しそうな社長。きっと大きな期待をしているんだと思います。
人の巡り合いは、運というか縁というか、不思議な巡り合わせではないかと思う今日この頃、厳しくも温かい水野社長の元で二人が職人として大成することを願ってやみません。
もちろん左官を絶やさないため、私も設計の仕事を頑張らなくては!
左官ってどんな仕上がりなの?そんな興味が湧いた方、事前連絡の上、当事務所にお越しください。木と左官の家を御案内します。
大林勇設計事務所
2012-07-17 21:41
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