あっ、屋根。

こんにちは、大林です。



今朝5時からサイクリングに出まして、さすがに朝は寒く長袖シャツにしました。　冬は確実に近づいていますね。



ちょうどいいタイミングで良いネタが出たので投稿します。



実家の横で母が書道塾をやっておりまして、その屋根がそろそろ塗り時だということで、DIY好きの父が塗装するため足場を私が手配しました。



皆さん、自分の家の屋根って見たことあります？

知らないだけで結構傷んでいるんですよ。



私が学生時代に札幌にいた頃に建て直しているので、20年近い時間が経過しています。







上の写真の手前は以前金属ブラシでこすり高圧洗浄を試験的に掛けた部分。



この時は「足場が無いと、端の方は危ないよな。」とのことで作業を見合わせたのですが今回はしっかり足場を掛けて父が塗装作業予定。



特に安いということで一時人気のあった、「コロニアル葺」

これは今の時代、コストが厳しくてもお客さんに勧めたくない材料です。



これは塗膜の撥水性能だけで保っている材料なので・・・



塗膜が劣化する。



↓



屋根の材料が水を吸う。



↓



雨が染みこむ。



↓



屋根が痛む。



このような劣化サイクルをたどります。



アップで見ると・・・







コケなのか、藻なのか、分かりませんが20年近い間に育ったものであることは間違いありません。



あちこち出かけていると、屋根を気にしてしまう職業病なので、ちらほら危険サインが出ている家を見かけます。



これから新築を御検討の皆様へのアドバイス。



屋根はケチっちゃいけません。

かえって将来的にお金がかかるようです。



大林勇設計事務所