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「プロフェッショナル仕事の流儀 中村好文」 [建築]





 先日、新聞のテレビ欄を見ていると、上記タイトルの番組を発見。

プロジェクトX風のドキュメント番組らしい。

早速、視聴すること事にした。



 建築家の中村好文氏は、住宅建築の世界ではかなり有名な方でこれまで多数の作品を残しておられる。

 雑誌に取り上げられる事も多く、さらに執筆活動も盛んで、紙メディアの露出は多い方だと思う。

 ただ、不思議な事にHPの検索に引っかからないという、不思議な事務所。



 仕事柄、どんな設計スタイルを取っているのか、大変興味があったのだが、この放送では初回プレゼンまでの準備と葛藤の様子が紹介されており、興味深かった。

 予想通り、プランの検討にはかなり模型とスケッチを多用している印象を受けた。実にクラフトマンの中村氏らしい設計スタイルであった。

 近頃はパソコンに頼りがちな設計者が多い中、アナログな具合に深く共感した。



 さて、話が脱線するが、昨日蕎麦屋の方と経理のお話をした。その時、手作業とパソコンの話が出たのでメモしておく。

 パソコンで経理を行うと数字の感覚が、仮想現実化する、との事。

電卓たたいて、鉛筆で帳簿をつけて数字を実感するのも、いい勉強になる、そうだ。

「仕入れが多い割りに、利益が出ていないな。」「行楽時期になると、客単価が上がる。」など。



 中村氏の設計スタイルと共通するアナログ感が、蕎麦屋さんとの会話にも感じられた。

 どんなに機械、パソコンが発達してもまだまだ、手仕事にしかこなせない微妙な「感覚」を大事にしたいと感じた。



大林勇設計事務所



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コメント 2

taka

そうですねぇ〜<br />
自分もCADだとどうしてもスケール感がなくなるので。。。<br />
ギリギリまで手描きのエスキスとスケッチです。<br />
<br />
CADは最後の仕上げ用(笑)
by taka (2006-04-19 11:49) 

isamu

そうなんですよ。takaさんもそう思う?<br />
<br />
いま、CADで実施図書いているんですけど、なかなか進まなくて、原寸検討始めたりすると、さっぱり図面が進まず、自分の仕事能力の遅さに不安がこみ上げているところです。<br />
<br />
竹野内豊主演「冷静と情熱のあいだ」という映画のタイトルを真似て、「アナログとデジタルのあいだ」という感じでドツボにはまっております。(笑)
by isamu (2006-04-19 15:18) 

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