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モミの木がフローリングに変わるまで。マルサ工業フォレストキング [建築]



 鹿児島空港に飛んだものの、携帯からのブログ更新が面倒くさく、写真しか送っていなかったので、その出張の内容をメモしておきます。



 モミの木の丸太がフローリングになる工程を見学する機会に恵まれたため、その工程を写真とともに紹介します。



宮崎県のマルサ工業と原木供給のM産業にて。





これがモミの木の丸太です。おおよそ樹齢150〜300年との事。

多い時は写真手前まで、大量の丸太で埋め尽くされるとのこと。





これが皮剥き工程です。

丸太を転がし、皮をべりべりと剥ぎ取るダイナミックな工程です。

樹皮がこれでもかと言うほど遠慮なく散乱します。





これが皮剥き後の丸太の山です。





このあと、柾目取りのため樹芯を取り除く工程を経由し、写真手前の樹芯と写真奥の「樹芯以外」に分類されます。





その後、柾目が出るようにノコギリでスライスしていきます。





その後、薄板は天然乾燥が施されます。一枚一枚手作業で干します。





ここでモミの木は、建築資材用として出荷されるものと、絵馬、結納台等に加工されるものに分かれます。





ここで、サネ加工・表面仕上げ・検品を経てやっと見慣れたフローリングになります。





出荷を待つ製品。需要に応えられるように製造に力を注いでいるそうですが、出荷が集中すると在庫が切れる可能性もあるとのこと。早期オーダーが得策なようです。



 後日、鹿児島で知った事実「知覧」について御報告します。



大林勇設計事務所









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コメント 4

isamu

test
by isamu (2006-04-24 13:15) 

taka

なるほど。。。<br />
<br />
<br />
でも工場見学のために鹿児島出張だなんて。。。<br />
<br />
うらやましい(;_;)
by taka (2006-04-24 17:02) 

taka

おぉ〜<br />
<br />
迷惑コメント?対策ですね〜(笑)
by taka (2006-04-24 17:03) 

isamu

ブログ会社の方で昨日、コメントスパム対策がされたようです。<br />
<br />
いままで一日10個くらいコメントスパムが入っていたので。<br />
これで安心です。
by isamu (2006-04-25 08:49) 

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