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敷地と建物の関係・母の家・ル・コルビュジエ(Le corbusier) [建築]

敷地と建物の関係を無視しては、良い建物を作ることはできないと思う。



この写真は、2000年の春に訪れたスイスのローザンヌ近郊にある、

veveyという町にある通称「母の家」である。



設計者はスイスの紙幣に肖像画が描かれるほどの世界的建築家、ル・コルビュジエ(Le corbusier)である。



週に一度しか公開されていないため、中に入ることはかなわなかったが、

隣の塀の上から撮った写真が以下。同じような構図の写真をよく見かけるが、多分皆塀の上から撮っていると思われる(笑)。







これがどんなところに立っているかと言うと、





こんなところなのです。



すでに風景だけで、反則技と思えるほどのナイスロケーションですが、

このような土地を設計者は「母の家」のために探したそうです。



それにしても、この場所の風景はすばらしいですよ。

綺麗な湖、綺麗な山。オススメです。



ちなみに世界的に有名なネスレ社の本社もすぐそばにあります。

この建物の見学は無理でしたが、通りから見る限り、1階はガラス張りのエントランスロビー越しにこのすばらしい湖を見ることができるようなレイアウトです。



大林勇設計事務所
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