ベルリンの本 [EUROPE]
ベルリン―“記憶の場所”を辿る旅
アンドレーア シュタインガルト, Andrea Steingart, 谷口 健治, 北村 昌史, 爲政 雅代, 南 直人, 進藤 修一
この前の日曜日、私一人で子供を二人連れ図書館に出かけました。
ここまで読んで、話の展開は見えたかと思いますが当然のように落ち着き無く走り回ろうとしたため、5分で出てきました。
その短い時間の中で咄嗟に新入荷の棚を覗くと、この本がありました。
ベルリンにはとても興味があり、一度行ったもののまだ好奇心が尽きないので情報収集をしたいと思っていた矢先の発見でしたので、これも何かのめぐり合わせでしょう。
この本1冊と子供用の電車のビデオを借りてこの日の図書館は終了です。何と短い滞在でしょう。
帰宅後、一気に読みました。
分かっていたことですが実にこの街の歴史は深い。
私が昨年歩き回ったあたりはかなり歴史的には濃いエリアでした。
また私が昨年見た、ユダヤ人を収容所に送るための駅のホームについても記載されていました。ドイツではこういった負の遺産を敢えて残しており、悲しい出来事が二度と起こらないように人類にメッセージを送り続けているのだと思います。
1942年の4月2日にこの駅から641人のユダヤ人が移送されたとの記録です。
このような記録が100m以上に渡って敷き詰められています。
命の重さをひしひしと感じる思い場所でした。
ベルリンを訪問される方は是非。
ポツダム宣言で有名なポツダムの手前、Grunewald駅にひっそりと残されたホームがその場所です。
「17番線 1941-45年にドイツ帝国鉄道の列車によって死の収容所へと移送された人々を追悼して」と書かれています。
2007-04-26 14:50
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先日「戦場のピアニスト」というDVDを購入したのですが、最後まで観る為に、かなり気力を必要としました。このユダヤ人大量虐殺は紛れも無い戦争犯罪です。何が本当なのかを子供達に伝えていかなければならないと思っています。
by moro (2007-04-27 14:36)
紛れも無い戦争犯罪です。人間が人間で無いような扱いを受けたことは絶対に風化されてはいけないと思います。<br />
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でも、昨日日本テレビのバンキシャで放映された北〇鮮の強制収容所のスクープ映像なるものの内容が真実であるならば、人間が過ちを繰り返しているという悲しい現実は根絶されていないのかも知れません。
by isamu (2007-04-30 09:30)