欧州回想録20060701 [欧州回想録2006]
20060701
(夜行でハンブルグから)ケルン→ゲルセンキルヘン→デュイスブルグ
深夜1時頃ハンブルグを出発し、早朝6時にケルン着。
丁度同じ頃、ベルリンよりK氏到着。
私より意外に繊細なK氏は、夜行で殆ど眠れなかった模様。
まずは、早朝でも見学できるところといえば・・・教会
世界遺産でもあるケルン大聖堂でパチリ
なぜK氏とケルンに来たかと言うと、ここに音楽留学している、三井ホームの共通の知人の娘さんに会うため。
異国で一人で暮らす彼女は、住み慣れたケルンを自分の庭の様に案内して下さった。
私は見たい建築があり、その建物をいつものごとく入念な下調べで軽々と訪れ、見学する予定だったのだがさっぱり見つからない。
ある美術館が新しい美術館をオープンすべく、私の敬愛するズントー氏設計の元、工事が進んでいるはずなのだが、全く手掛かりが無し。
ドイツ語堪能な知人の娘さんが観光案内所で質問してくれても、まるでダメ。
ここでネットカフェに入り、私の情報源サイトを再チェックすると、どうやら知人の娘さんがストリートの名前から、ピンと来た模様。
どうやら数年前は廃墟だった教会が大規模改修され、美術館に生まれ変わるらしいのだが、あまり知られていないようなのだ。
歩くこと数分。ついにたどり着くことができた。
私は、金網の隙間から現場を覗きこみ、日本との仕事の違いを見つける。
日本と比べると、周辺の柵はかなりルーズで蹴り飛ばせば壊れてしまいそうだ。まあ、出来上がった建築がすべてなので、ヨーロッパでは仮設はこの程度でよいのでしょうか。
知人の娘さんに礼を言い、ケルンを離れる。
K氏も翌日フランクフルトから日本に戻るとの事。ここでお別れ。
通算6時間くらいしか一緒にいなかったが、やはり気心の知れたK氏と旅するのは楽だ。
途中、素敵なアパートを発見。
何気ないデザインにセンスがある。日本の賃貸産業では、短期の資本回収を急ぐあまりこうは行かない。
(2等でも結構広い)
デュイスブルグでICE(ドイツの高速鉄道)を下車。荷物を置きに一旦宿に向かいその後、準々決勝イングランド対ポルトガルの行われるゲルセンキルヘンへ。
ここでトラブルが3つ発生。
?何と、この先の駅で火災が発生した模様。そのためデュッセルドルフに戻り別のルートで行かなくてはならないとのこと。ここで大幅なタイムロス。
?ゲルセンキルヘンの駅に着くも、路面電車が街の交通キャパを超えてしまい、進まない。しかし試合開始30分前に何とか到着
?ただ、この日のチケットは現物ではなく、引換券だったので交換窓口を探すが、何と競技場の真反対サイド。チケットのないイングランドサポーターの山を押しのけて走る走る。やっとチケットを受け取り、席へ・・・。
席に座ったところで選手入場。ギリギリセーフ。
それにしてもひどい席。ほとんど屋根裏部屋に近い。
上部に見えるのは屋根の骨組み
この日ワールドカップ7試合目にして初の延長+PK戦(私の中では深夜残業)
時差ぼけで眠いのです。
何とイングランド敗退。イングランドサポーターは波が引くように消えていきます。
私の周りにはビールのコップがチラホラ。このコップにはデポジットが掛けられていて、1つ1ユーロのキャッシュバックが受けられます。
それを知っている人は、ボランティアのごとく拾います。私も周りのコップを10個ほど集めたでしょうか。これで10ユーロ(1500円)です。
このデポジット制度のおかげで、ワールドカップのスタジアムはとてもきれいです。
最後にゲルセンキルヘン駅で一枚。
この日も私は電池切れで3000円以下のドミトリーにもかかわらず、朝までぐっすり寝てしまいました。
明日は割とのんびりの予定でしたが・・・
(夜行でハンブルグから)ケルン→ゲルセンキルヘン→デュイスブルグ
深夜1時頃ハンブルグを出発し、早朝6時にケルン着。
丁度同じ頃、ベルリンよりK氏到着。
私より意外に繊細なK氏は、夜行で殆ど眠れなかった模様。
まずは、早朝でも見学できるところといえば・・・教会
世界遺産でもあるケルン大聖堂でパチリ
なぜK氏とケルンに来たかと言うと、ここに音楽留学している、三井ホームの共通の知人の娘さんに会うため。
異国で一人で暮らす彼女は、住み慣れたケルンを自分の庭の様に案内して下さった。
私は見たい建築があり、その建物をいつものごとく入念な下調べで軽々と訪れ、見学する予定だったのだがさっぱり見つからない。
ある美術館が新しい美術館をオープンすべく、私の敬愛するズントー氏設計の元、工事が進んでいるはずなのだが、全く手掛かりが無し。
ドイツ語堪能な知人の娘さんが観光案内所で質問してくれても、まるでダメ。
ここでネットカフェに入り、私の情報源サイトを再チェックすると、どうやら知人の娘さんがストリートの名前から、ピンと来た模様。
どうやら数年前は廃墟だった教会が大規模改修され、美術館に生まれ変わるらしいのだが、あまり知られていないようなのだ。
歩くこと数分。ついにたどり着くことができた。
私は、金網の隙間から現場を覗きこみ、日本との仕事の違いを見つける。
日本と比べると、周辺の柵はかなりルーズで蹴り飛ばせば壊れてしまいそうだ。まあ、出来上がった建築がすべてなので、ヨーロッパでは仮設はこの程度でよいのでしょうか。
知人の娘さんに礼を言い、ケルンを離れる。
K氏も翌日フランクフルトから日本に戻るとの事。ここでお別れ。
通算6時間くらいしか一緒にいなかったが、やはり気心の知れたK氏と旅するのは楽だ。
途中、素敵なアパートを発見。
何気ないデザインにセンスがある。日本の賃貸産業では、短期の資本回収を急ぐあまりこうは行かない。
(2等でも結構広い)
デュイスブルグでICE(ドイツの高速鉄道)を下車。荷物を置きに一旦宿に向かいその後、準々決勝イングランド対ポルトガルの行われるゲルセンキルヘンへ。
ここでトラブルが3つ発生。
?何と、この先の駅で火災が発生した模様。そのためデュッセルドルフに戻り別のルートで行かなくてはならないとのこと。ここで大幅なタイムロス。
?ゲルセンキルヘンの駅に着くも、路面電車が街の交通キャパを超えてしまい、進まない。しかし試合開始30分前に何とか到着
?ただ、この日のチケットは現物ではなく、引換券だったので交換窓口を探すが、何と競技場の真反対サイド。チケットのないイングランドサポーターの山を押しのけて走る走る。やっとチケットを受け取り、席へ・・・。
席に座ったところで選手入場。ギリギリセーフ。
それにしてもひどい席。ほとんど屋根裏部屋に近い。
上部に見えるのは屋根の骨組み
この日ワールドカップ7試合目にして初の延長+PK戦(私の中では深夜残業)
時差ぼけで眠いのです。
何とイングランド敗退。イングランドサポーターは波が引くように消えていきます。
私の周りにはビールのコップがチラホラ。このコップにはデポジットが掛けられていて、1つ1ユーロのキャッシュバックが受けられます。
それを知っている人は、ボランティアのごとく拾います。私も周りのコップを10個ほど集めたでしょうか。これで10ユーロ(1500円)です。
このデポジット制度のおかげで、ワールドカップのスタジアムはとてもきれいです。
最後にゲルセンキルヘン駅で一枚。
この日も私は電池切れで3000円以下のドミトリーにもかかわらず、朝までぐっすり寝てしまいました。
明日は割とのんびりの予定でしたが・・・
2007-07-01 21:16
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コメント(2)
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うーん、これが1日の行程ですか!凄すぎますねー。あんまり迫力ある内容にisamuさんが座席に座った瞬間、ホッとしました。ピーター・ズントーは執念ですね!(笑)
by moro (2007-07-08 07:21)
ホント、この時は泣きそうでした。<br />
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このスタジアムは、札幌ドームより早い時期に可動式ピッチを採用した大先輩です。
by isamu (2007-07-09 08:34)