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薪ストーブ火入れ [建築]

先日薪ストーブの火入れを行いました。

今回もヒゲのストーブ屋さん、伝兵衛堂の高橋さん登場です。



ヨツールF400は横に長いデザインなのでガバッとドアを開き、薪を入れます。





小割にした薪が勢い良く燃えます。





約2時間の間ストーブに緩やかに熱を入れ、火入れの儀式(大袈裟?)を済ませました。



この日は、引越し後初の訪問。

以前の電話番号も変わりメールのアドレスも変わったため、1週間ほど連絡を取っておりませんでした。現場作業中は頻繁に訪れていた現場も違って見えます。



玄関でインターホンを押して御邪魔したのも実は初めて。今まで裏口から入るのが常だったので不思議な気分でした。



引越しの荷物整理がまだ一仕事残っているようですが、ピアノも無事納まり御家族皆さん楽しそうだったので一安心でした。



建築は詩―建築家・吉村順三のことば一〇〇

建築は詩―建築家・吉村順三のことば一〇〇

吉村順三建築展実行委員会



故・吉村順三先生の上記の本の最初に書かれている故・吉村順三先生の文がとても心に染み入るのでここに紹介する。



<引用初め>



 建築家としてもっともうれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活が行われているのを見る事である。



 日暮れどき、一軒の家の前を通った時、家の中に明るい灯が付いて、一家の楽しそうな生活が感ぜられるとしたら、それが建築家にとってもっともうれしいときなのではあるまいか。家を作る事によってそこに新しい人生、新しい充実した生活が営まれるということ、商店ならば新しい繁栄が期待される、そういったものを建築の上に芸術的に反映させるのが、私は設計の仕事だと思う。



 つまり計算では出てこないような人間の生活とか、そこに住む人の心理というものを寸法によって表すのが設計というものであって、設計が単なる製図ではないというのはこのことである。

 

<引用終わり>



やはり住宅設計の神様、私の気持ちを完璧に言い表してくれる。



いままでお仕事させていただいたどの施主さんも家を大事にしてくださっている。本当に良いお客さんに恵まれている事を実感しています。大感謝です。



大林勇設計事務所
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コメント 2

moro

住宅は「お施主様の住まわれる場であること」が本当に心に染みますね。<br />
現在、様々なことが有り過ぎて、この文章を拝読すると、ほっとします。
by moro (2009-11-11 12:05) 

isamu

moroさま<br />
<br />
お元気でしたか?ブログ更新が無かったのでどうしたかと思いましたよ。そろそろ寒い頃かと思います。雪虫なんてものの存在を知ったのもこの頃。札幌行きたいなあ。
by isamu (2009-11-11 17:03) 

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