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また、北の大地から悲しいお知らせが。 [建築]

少し前になるが、北の大地から悲しいお知らせが届いた。

さすがにPCの画面に釘付けになり、唸るほか無かった。



印刷されたものですが正月に年賀状が届いていたのですから、それはもう唖然としたというのが適切か分かりませんが、頭の中は?マークだらけ。



先日の伯父さんに続き、学生時代の研究室の事務員Hさんの訃報。

50?才だったとの事。



娘さんがモーグル選手だった事もあり、スキーが大好きでニュージーランドも行ってしまうようなアクティブな人だった。アクティブなあまり、私の作業の手が止まるくらいおしゃべりの好きな人でスキーの事や外国の事など良く喋った。9:1で私が聞き手だったくらい。少々毒のある発言もHさんらしくて面白かった。教授が退官と同時に工学部の中の図書室に異動になり、私と同じ時期に研究室を出た。



当時高校生だった娘さんが帰りに研究室に顔を出し、何故か私が宿題を教えた事もあったかな、そういえば。Hさん、娘さんのウェディングドレスを見れたのだろうか、今となっては聞く事もできない。



そのHさんがよりによって4年に一度のオリンピックの直前に亡くなったのが、悲しみを一層増幅させる。



私も一度だけモーグルの大会に出た事がある。というかHさんにノセられてしまったのだ。年間30数日滑っていた時はコブ斜面大好きで、できるかも?なんて思った私もアホだった。



少々アイスバーン気味のニセコの斜面。エア台は「何ですか?これは。」というほどそそり立っており、恐怖のあまりコブ斜面すら満足に滑れない。

2回か3回コケ、ボロボロに玉砕した。



でも、Hさんが誘ってくれなかったら参加することも無かっただろうし、今テレビでモーグル競技を見ても、どれほどとんでもない事を選手たちがやっているのか分からなかっただろうと思う。訃報を聞いた今、特にそう思う。



何となく、名前をヤフー検索してみた。

2003年にスキーの技術検定を受けて合格していた。

「50過ぎてまあ良くやるわ、あのオバちゃん。」

私も心の中でそっと毒を吐いてみた。Hさん、笑うかな。

本当にありがとうございました。

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