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ショッキングなタイトルですが、読んでみました。書籍「パリで娘が殺された」

 先日、父がひょんな事から知り合った方が本を出版したということでチラシを持ってきた。



 見た瞬間、驚いた。ユネスコ職員としてパリに派遣されていたときに事件に巻き込まれた、高校の2つ上の先輩の話だった。つまりその方のお父さんだった訳だ。



 私は当時札幌で学生生活を送っていて、その話をニュースや実家からの電話で聞いたものだった。



 自分が親になった今、この本を読んでみると学生時代とは違う思いがこみ上げる。本人はもちろんのことご両親もさぞ無念だったことだろうと。遠い異国で命を失った娘さんを思う気持ち、事件についての情報が逐一伝わらないもどかしさ、日本と勝手の違う捜査・裁判への戸惑い。そんな10年間がこの本に綴られている。



 一般人にとって、そもそも事件に巻き込まれること自体レアケースなのに、それが遠く、言葉も違う異国で起こったというのだからその心労・ストレスたるや計り知れない。



 私にできることはこの本を読んで、こうしてひとりでも多くの人に知らせる事くらいしかないけれど、少しでもお役に立てればと思います。



故人のご冥福をお祈りいたします。



パリで娘が殺された―藤生朱美殺害事件とフランスの刑事裁判参加の体験

パリで娘が殺された―藤生朱美殺害事件とフランスの刑事裁判参加の体験

藤生 好則

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