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住宅取得等資金の贈与を受ける場合のお得情報 [建築]

 浜松は暑いです。気象庁HPによると本日9時で30.6度! これは日中35度超えか?熱中症に気をつけましょう、大林です。



さて、



 たきや漁友達の税理士さんから頂いた事務所通信に「住宅取得等資金の贈与の非課税措置」についての記事がありました。



 数カ月前に私も別件で税務署に電話して調べたところだったので、今日はこの話題にします。



この制度は、親や祖父母が子供や孫のためにマイホーム資金を援助(贈与)する場合に一定の条件を満たせば一定額までの贈与税が非課税になる制度。

一昨年は1500万円、昨年は1000万円までの枠があり、一気に廃止になるかと思いましたが、形を変えて継続します。



 今回は「省エネ・耐震住宅」という枠組みが新設され、一般住宅を建てる場合に比べて500万円の非課税枠アップになります。



評価協会のHPのPDFが分かりやすい。



平成24年は 一般1000万・省エネ1500万 平成25年は700万・1200万、平成26年は500万・1000万と枠が低減していくようです。



それで、私も最初は「省エネ・耐震住宅」って何なの?と思ったわけですが、上記の評価協会のPDFに書かれていますのでここにメモしておきます。



省エネ→省エネ等級4

耐震→耐震等級2以上、または免震住宅




 当事務所では標準的に対応しているレベルなので、特段難しいことではなく材料の差額はほとんどありませんが、条件を満たしていることを認めてもらうために審査機関の審査料、もちろんそれに伴う書類の作成手間etc掛かります。 贈与枠が500万円アップのメリットとあわせて御判断ください。



尚、これとは別に贈与税の基礎控除110万円というのもありますので併せて利用するとよいでしょう。



<追加情報>

民間審査機関のmさんより情報です。ありがとうございます。



http://www.sbc-co.jp/certificate/index.html



性能証明についてまとめてあります。





大林勇設計事務所
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コメント 2

m

既にこの制度を利用されるお客様の為に「住宅性能証明書」発行業務をスタートしている指定機関勤務のmで御座います。<br />
普段からフラット35Sや省エネラベル(等級4適合)などの設計をされている方には何も難しい事はありません。<br />
今後3年間、こうした省エネや耐震性能の高い住宅は贈与税非課税枠の500万円上乗せ(ここが重要!)されます。<br />
全体の非課税枠は斬減するので逆に3年後の方がありがたみは増すという結果になります。<br />
ISAMU様、もし差し支え無ければ(決して宣伝ではなく建築の情報として)以下のURL掲載をお許し下さい。<br />
http://www.sbc-co.jp/certificate/index.html
by m (2012-08-04 09:18) 

isamu

&gt;mさま<br />
<br />
情報有り難うございます。<br />
政府として「省エネ等級4や耐震等級2以上は、そろそろ実行してね。」というメッセージと受け止めています。 しかしながら、昔ながらのいわゆる大工工務店は、こういう変化についていけるのだろうか、技術力、情報力で淘汰される時代が確実に来ますね。
by isamu (2012-08-04 10:12) 

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