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土地の善し悪しって。 [建築]

こんにちは、大林です。



今日はどういうわけか暖かい日ですね。 



 さて、今日は土地の話でも。

土地購入の段階からお話を受けることがあるのですが、最近ふと思うこと。



 南面道路神話と言いますか、南に道路のある土地は日当たりもよく大抵、それなりに地価も高い。 ただ、プランの方法を考えないと日当たりが良いだけで意外とくつろげないかも。



 暑い頃、新興住宅地を車で走り抜ける機会があったのですが、12mくらいの土地の幅で駐車場を3台+芝生のオープン植栽の場合、開放的すぎて皆さん結構、日除けの布で窓を覆ってしまって庭と室内の連続感は失われているようでした。



 以前、これはお客さんとの打ち合わせの中でも「丸見えすぎるのも嫌だから、リビングを2階にしたい。」と言われたことがあって、採光の確保と視線のカットのバランスは快適な住まいづくりの課題だといつも気にしています。







 同じ南面道路でも土地と南道路が段差になっていると丸見え感が抑えられて随分と心地良い住まいになりやすいようです。



 一つとして同じ土地はありません。 視線のこと、地耐力のこと、風向きのこと・・・。 同じ大規模分譲地でも切土と盛土があったり。 



 だから、家づくりは面白いのです。



大林勇設計事務所
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