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名古屋城本丸御殿の現場見学 [建築]

こんにちは、大林です。



土曜の雨はそれほどでもありませんでしたが、日曜日の風はすごかったですね。 植木鉢とか飛んでいませんか。 私、日曜の朝に雨が上がり、買い置きしていた野菜の苗を何本か植えた所、午後から強風が・・・。 オクラの苗が一本ダメになりました、残念無念。



土曜日にLIXIL(旧INAX)の商品発表会バスツアーに連れて行って頂き、名古屋まで。 ついでに名古屋城に連れて行って頂き、本丸御殿復元工事現場を見学しました。





雨が降り始める直前。 桜もギリギリ残っています。





見学案内の看板も出ています。





3段階に分けて公開するらしく、最初の公開部分はすでに足場も撤去され公開の日を待つばかりです。





かなり上質の材料でヨダレが出るほど。





第二期公開部分は仮屋根を掛けて工事中です。





本丸御殿の完成予想図





見学通路から見下ろすと柿(こけら)葺の屋根。 隅木の難しい所ですが、恐ろしいほど手間が掛かっています。





木組みを見ているとワクワクしてきます。





丸太なんて見たことのない太さ! 300年クラスでしょうか。





奥のほうでは、材料を加工しています。 大トロクラスの材料が次々と手際よく加工されています。 ただ、建物が大きいので完成まではしばらく掛かりそうです。



ただ、観光名所になると、招かざる訪問者が訪れるのも悲しい事実。



これだけ、手間とコストを掛けて作られている建物に、いつか落書きする人がいるとしたら悲しいことだなと、建築人は思うのです。 大事に使われることを願うばかりです。



あと、人間の手の油は数年経ってから木に手形が浮き上がってくるようです。不用意にベタベタ触らないこと、話のネタに覚えておいてくださいね。



大林勇設計事務所
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