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いまさら「冷静と情熱のあいだ」にハマる [建築]

こんにちは、大林です。

ある夜、リビングでテレビをいじりながらプライムビデオで何か見ようかなと探していると・・・ふと、目に飛び込んで来たのが、タイトルの「冷静と情熱のあいだ」。



竹野内豊とケリー・チャンの美男美女による、恋愛映画。

オジサンが何を今さら、という気もしましたが、大昔に映画を見た記憶も懐かしく、建築史の授業で必ず出てくるフィレンツェの街並を見始めたら止まらなくなり、ついつい最後まで見てしまいました。

2000年の春だったかな、新卒で就職したある住宅メーカーを退職し、設計事務所で修行するまでの1ヶ月の間にヨーロッパ建築巡りの際に、ローマから特急に乗りこの街へ。 もともと乗り放題券でヨーロッパを回るほど電車旅は好きだったので、駅の空気感など映画のシーンは、イメージできます。

例えば京都のように旧家を維持できずに売却され、マンションがボコンと出現するわけでもなく、時間が止まっているような街並みに、重厚でハリボテとは一線を画す、えも言われぬ深みがあります。

ブルネルレスキにミケランジェロ・・・歴史上の建築家の作品がアチラコチラに。また訪問したい街でした。

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そんなことを思いながら映画の講評をググると・・・、「原作のほうがもっといい」なんて声もあり、図書館で予約し、これまたついつい原作まで一気読み。 一世を風靡するほどの話題作でしたが流石に出版から20年経っているので、待ち人ゼロで借りることができました。

映画の映像、自分が訪問したときの脳内映像が入り交じり、脳内ではENYAが再生され、気分だけは竹野内豊!(それは無理だろ)

たまにはデジタルデトックスで、焼酎でもちびりちびりやりながらじっくり読書もいいものですよ。

あなたの好きな街はどこですか?

大林勇設計事務所
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