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卒業の季節 [趣味]

贈る言葉

贈る言葉

海援隊



 今、FMで↑がかかっておりました。

何年経っても、良い曲の寿命は尽きる事無いのだな、と感慨深くなりました。



 感受性の強かった小学生時代は卒業式で涙が出た気がします。

何せ20数年前のことなのではっきりと覚えていませんが。

その時の担任の先生が、スポーツ好きな先生でよく生徒とグランドで遊ぶような面倒見の良い先生だったので、その居心地の良い小学校を離れるのが辛かったのでしょう、きっと。



 中学校にもなると少々生意気になってきて涙が出る事は全く無かった様に記憶しています。というよりも卒業式で「答辞」を読む大役を任せられたこともあり、涙どころでは無かった気がします。

中学校を卒業すると高校は方角的に全く逆方向でしたのでこの時の友達とは疎遠になっていきました。今と違って携帯もメールも無かったですから。これが近頃の子供たちとの決定的な違いですね。(近頃の子供たちなんて言ってしまうと、自分も年をとったことを自覚します。)



 会う事がまず無いはずだったのに、意外な縁と言うのもあって、私が結婚する前に妻の実家まで結納に向かう際に高速道路のSAで渋滞情報を見ていると・・・



「よっ、大林」と、



まるで昨日会ったような顔をして近づいてくる男がいました。中学の同級生です。不思議な縁です。それもまた人生です。



 高校の時は、涙という雰囲気が周りには全く無かった気がします。

というのも、3/1に卒業式があっても国公立の大学の合否が分かるのは3/8前後でしたので、自分の行き先が分からないものがほとんどだったからです。

 そのため巣立ちという感覚はまるで無かったのでしょう。

私は、北海道大学を志望していたのでまず関東周辺の大学に進学する(予定の)人たちとは会う事も無いだろうなと思っていたこともあって、特に連絡先も交換しませんでした。その後聞いたところによるとほとんどの仲間は、代〇ミ、〇台、〇合塾の寮で1年間の修行生活を余儀なくされていたようですが・・・。



 この年になって浜松に戻って仕事をはじめると、いろいろなところで同窓生に会う機会があります。そして結婚して子供が生まれて、人生の面白みがだんだん分かりはじめた気がします。「贈る言葉」の歌詞が昔と違って聞こえたのは、そんな環境の変化も影響しているのかもしれませんね。



追伸

最近、幼稚園年中の長男が卒園式の歌を家で練習しています。

自分の息子が来年卒園する光景を想像して少し涙が出ました。

「俺って親バカだな。」とふと見上げると、妻も軽く泣いていました。

目を合わせた途端、各々の親バカぶりに大笑いでした。





大林勇設計事務所
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moro

実は昨日(3月8日)うちの学校の卒業式でした。私の担当のクラスは来年卒業なのですが、授業は全クラス持っているので、やはり感慨深いものがありました。卒業すると同時に社会ではライバルになる彼らに、本当に頑張ってもらいたいと思います。
by moro (2007-03-09 08:33) 

isamu

やはり旅立ちというのは、いいものです。<br />
<br />
モロさんはじめ我々の業界は、入社してギャップを感じることが多い世界だと思います。希望に満ち溢れたフレッシュマンにとって創造性の無い仕事に「ガックリ」来ることもあり、今度は我慢も知るでしょう。<br />
モロさんが一生懸命教えた以上にみんながんばってくれると思いますよ。
by isamu (2007-03-09 20:30) 

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