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4年3ケ月の有給休暇の人の話 [お父さんのネタ帖]

 今週は新規のプレゼン準備と進行中の現場の指示でバタバタしていました。

昨日やっとメドがつき、今朝は現場でシステムキッチンの納品確認に出かけた後、長男の小学校で終日参観会があり顔を出してきました。



2時間目の体育の様子を見て、その後体育館で全校道徳の時間。



お話をしてくださったのは4年3ヶ月の有給休暇をもらって自転車で世界一周した、坂本達(さかもとたつ)さんでした。子供服で有名なミキハウスの社員です。以前から坂本さんの話は知っていたので、子供より私の方が講演を楽しみにしていた節もあります。







やった。―4年3カ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロを自転車で走ってきちゃった男

やった。―4年3カ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロを自転車で走ってきちゃった男

坂本 達



プロジェクターでスライド紹介をしながらアフリカの話を多くしてくださったのですが、小学校で話をするツボを心得ていました。



「低学年は20分くらいで大抵飽きちゃうんですよ。」



だから



「スライドの合間に野生のチーターの写真とか入れるんですよ。こうすると低学年も飽きずに集中してますよ。」とのこと



そのあと、いろいろ話をして



砂漠で立小便をしていると突如強風が吹き、飛沫が舞い上がり顔に掛かったとのこと。子供、大盛り上がり。実はこれも狙っていて、



「低学年とか、ウ○チとかオシッ○とか好きじゃないですか。だから20分に1回、チーターとか立小便の話を織り込むんですよ」とのこと。

中々の策士だ。



講演後で体育館の後ろで書籍を購入し、生い立ちを見ると早稲田の政経を卒業している様子。日本の私立文系最難関大学の冒険者。



書籍のサインをしてくださっている時に、「坂本さんももちろんすごいですけど、給料を払っていたミキハウスもすごいですね。」と話しかけたところ、



「ホント、会社がすごいですよ。」とおっしゃっていました。



偉業を成し遂げても天狗にならず、周囲への感謝の気持ちも忘れない姿勢に感銘を受けました。なお、この本の印税はアフリカの井戸掘りなどに全額使われているそうです。



大林勇設計事務所
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