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東北の地震のこと。 [建築]

CADに向かいながらこのブログを書いています。



今回の地震、愕然とすることばかり。



8月の旅行の際に北海道から太平洋フェリーで仙台港に上陸し、観覧車を見た次男は「あれって(近所の舘山寺)パルパルの観覧車?」などと、これから我家を目指して600キロも走る私を脱力させたことが昨日のことのように思い出される。報道ヘリから見たその観覧車の周りのコンビナートが大火事。通ったことのある光景だけに何だか信じられない。



日々、我々建築に携わる人間は一つの建物の構造やデザイン、もう少し大きく捉えたとしても街並みを美しくしたい、そんな気持ちで仕事に取り組んでいるのですが、これほど大きな地域ごと被害に遭っては一軒の家の筋交を多くするとか地盤改良を行うとか、自然の前には塵のような微々たる努力だということを見せ付けられた感じ。



つい先日、静岡県地震被災建築物応急危険度判定士の登録証が届いたばかり。ただこれほどまでに根こそぎ建物が無くなることは、登録証を発行した静岡県知事だって想定していなかったことだろう。



少しでも被害が少なく済む様に祈ることしかできない。生存者の少しでも早い救出を望む。

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コメント 2

moro

本当に心から被災者の今後を心配いたします。今何か自分に出来ることは無いものか…。
by moro (2011-03-12 18:26) 

isamu

本当に無力です。生存者の一刻も早い救出を。
by isamu (2011-03-12 21:59) 

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