薪ストーブを使いこなすには。

こんにちは、大林です。



本日は、猛烈に風が強いです。

まるで「晴れている台風」と言ったところか。



寒い寒いと家族が帰ってくるでしょうから、私は火を焚くのです。



よく、お客様から「薪ストーブはどうですか？」と聞かれるので、



「暖かいけれど、まあまあ大変です。」と答えます。



そして、「薪の材料をタダで貰えそうなルートがないのであれば止めたほうがいいかも。」と本当に言います。



ホームセンターで薪を買うと、1束600円くらいでしょうか。

一日に3束、約2000円が燃えるとして・・・ひと月になんと60000円、チーン。　アパートの家賃ですか！！



ガスや灯油や電気のほうが絶対安い。

1週間の薪のイメージは、浴槽に満タンくらいの分量かな。

ひと月で軽トラ1杯くらいと聞いたかな。



写真整理ついでに大林の薪ストーブライフを御紹介します。





日頃からアンテナを張り巡らせ、伐採木をありがたく頂きます。ワゴンRでも結構積めます。





たまに市が公園の伐採木を配っています。　↑は往復ハガキで応募し抽選であたったハガキ。





材木屋さんに譲ってもらった切り株を台にして割る。





チェーンソーで大体の長さにしてから、ひたすら割る。





薪棚を作り、綺麗に積み上がる。　雨はかからないように簡易的な屋根も。





我が家では登板日が近づいた薪は一度ミカンコンテナに詰め替え、日当たりがよく雨がかからないデッキに移動。　登板日を待ちます。





薪として、仕事をしてもらいます。





たまには、ピザ。





こんな感じで自宅にいながら窯焼きピザ。





そして食べる。





最後に、木の灰は家庭菜園へ。　大体ウチのストーブだと、一週間にドンブリ1杯くらいかな。





畑にはやがて野菜が育つ。



小規模だけれどこれで、炭素が一回転したことになる。



どうですか？　興味出ました？　ゾッとしました？

もれなく、腕が少し太くなりお腹は引っ込むはずです。

オススメダイエットです。



薪ストーブは一つの暖房器具だと思ったらえらい目に会いますよ。リビングの粗大ゴミと化すことでしょう。　ファッション感覚では持続できない、と強調しておきます。



大げさに言うと、「一つのライフスタイルを選択すること」です。　マイカーを選ぶよりももっと重要な分岐点だと思います。

これ、テストに出るくらい大事ですよー。　



さあ、一緒に泥沼にハマってみましょうか（笑）。



大林勇設計事務所