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人生のターニングポイント「マリン郡庁舎」 [建築]

こんにちは、大林です。



 冷えてきましたね。 冬が確実に近づいています。

ただ、昔ほど寒いのも悪くないなと思うようになりました。 薪ストーブもあるし、葉物野菜に虫が寄らなくなるし・・・。



興味や視点が変わると、生活も変わるのだとと何だかジジ臭い発言(笑)。



今日の本題。



 趣味つながりで接点のあった方がサンフランシスコ郊外に社会人留学したと聞きました。



 私にとって、サンフランシスコは思い出深い場所。

学生時代に訳も分からず、大学生協でアメリカ西エリア4都市周遊航空券という10万円くらいのエアチケットだけを書い、「地球の歩き方」を持って初めて22歳の時に降り立ったいわゆる「外国」。 「円」以外の通貨だってもちろん使うの初めて。



 その最初の街がサンフランシスコ。 この頃は建築工学科に在籍しては居たものの、将来何をするんだろう?って漠然としか考えていなかったのだろう。



 建築をぶらぶら見ながら3週間位遊ぼうかなと思い、事前に図書館でコピーした地図を頼りに、1時間ほどのフェリーと車(フェリーの中で話したオバちゃんが乗せてくれた)でたどり着いたのが、タイトルのマリン郡庁舎。



 要するにマリン郡ってトコの庁舎、役所です。 普通、庁舎ってガチガチのお堅い建物だと思うのですが、マリン郡庁舎は本当に美しかった。



マリン郡庁舎(KIRIN美の巨人たちブログリンク) 



歴史に名を残す建築家フランクロイドライトの設計ですから、それはもう、天にも昇る気分で舐めるように建物を眺めた記憶があります。 伝説の巨匠の作品に触れたぞ!、みたいな高揚感を今も鮮明に覚えています。









デジカメなんてなかったので、高級フィルムを惜しげも無く使って興奮のままに。



 この時の訪問が、この後のシカゴやNYのフランク・ロイド・ライト建築の訪問につながり、建築の設計の仕事をやっていこうと心に誓うターニングポイントとなるのでした。  また、旅行中に英語が面白くなり、中学校の時の英検4級から、一気に2級受験、TOEICも受けたいと思い始め、人生の中で印象深い旅行でした。



 全くジャンル違いの学問のY氏ですが1年間の留学らしいのでドライブかサイクリングでふらっと出かけた際に「この庁舎、面白そうだな。」なんて建築に興味を持ってくれるとイイなと思いました。



大林勇設計事務所

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