SSブログ

建具を作ること。 [建築]

こんにちは。



近所の中学にAKB48の子が居ると聞いて驚きを隠せない、大林です。

「なぜ、そこに居る!」と。



 ショッピングモールに行けば、もうクリスマスソングが流れています。

年末を意識せざるを得ません。 郵便局のAくんから、「今年もお願いします。」と年賀状注文のお誘いが来ると、2014年も終盤に差し掛かっていることを意識せざるを得ません。



 薪ストーブは昨年のストックが大分あるので、ガンガン焚いています。 よく乾いているため、気持ちのよい燃えっぷりです。



 現在、設計が終盤に差し掛かっている家の図面を見直しながら、内外問わず木製建具をわざわざ作る意味を考えてしまいました。





(丁度良い写真が無かったので季節感のない写真でゴメンナサイ)



 私が住宅業界に携わってから、四捨五入するともう20年になります。 最初が東証一部上場の住宅メーカーだったこともあり、多数を相手にする効率重視の商業活動としての家づくりを見てきました。 その時から既にアルミサッシ全盛、内部も既製品建具というのが主流でした。 カタログで選んで付けてもらうだけ、それだけのことです。 そんな風に既製品を組み合わせて家を作ることが当然だと思ってました。 その割に、私が勤めていたその会社は価格が高く有名でしたが(笑)。



 その後、修行させてもらった設計事務所は、木製建具の図面をきっちり書くところだったので、木製建具についてよく考えると共に貴重なノウハウを身につけました。 既製品の建具ばかりでなく、「欲しいものは図面に書いて、作ってもらう」という一品生産の設計が何の抵抗も無くできるようになりました。 それができるようになると、アチコチの有名建築を見ては、建具周りのヒントを学ぶことが楽しくなりました。 



 大工さん達には、ややこしい設計のお陰で多大なる苦労を掛けていますが、建具は家づくりの重要なスパイスですからここで手を抜くことはできません。



 今も図面を見返しイメージしながら、フムフムと思いを馳せると同時に、「こりゃ、既製品の組み合わせでは出来ないよなあ。」と・・・。



 お客さんが驚き、喜んでくれることを信じて効率重視の量産メーカーでは出来ないことを敢えてやってみます。 もちろん私が楽しんでいるという点も大いに無視できませんが。  出来上がりがとても楽しみです。



大林勇設計事務所
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0