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「家づくり再入門」編③ まずは、土地に目星を。 [家づくり再入門]

こんにちは、大林です。

雨ばかりだと、気分が滅入りますね。

昨日は、スカッと晴れたので、伸びた庭の芝をチャチャッと刈り、家庭菜園の数少ないじゃがいもを昼にサッと掘り、梅雨の晴れ間にやれることを片付ける目標達成。スッキリしました。

さて、家づくり再入門の続き・・・

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どんな観点で土地を選ぶのがオススメか?

これは、よく聞かれる質問ですがもちろん正解はありません。 予算と立地ですかね。


 近年、異常気象の影響からか各地で風水害、洪水、地すべり、液状化などの災害に見舞われるケースが多く見受けられます。

 その中でも、私は特に、地盤を軽視してはいけないと強く感じています。 低地、湿地、背後に崖、など、生活の安全性につながる部分ですから、利便性よりも優先して検討するようにお伝えしております。 小学校の学区とか、バス停が近いとかそんなことが些細に感じるほどに重要です。

 大規模な切土、盛土など買う前に知っておきたいことは山ほどあります。 売る側はもちろん土地を売りたいわけですから、前歴が沼でした、とか川でした、などマイナス情報は教えてくれないと考えたほうがよいでしょう。 できれば業者に頼らずに自分で土地の履歴も調べてから購入すれば、より安心です。  エビデンス(根拠)は自己責任で集めるのが基本です、あなたの家なのですから。

  静岡県内でしたら、「静岡県GIS」で検索すると県内の地理情報を自宅で取得できます。 他県でも同様のシステムはあるのではないかと思います。 「ハザードマップ」なんて語句で検索すると良いでしょう。

あと、地盤調査会社が調査結果を公開しているサイトもあります。購入予定地の住所を入力するだけで近隣の調査結果の傾向をつかめます。

ジャパンホームシールドの地盤サポートマップ

 地域の傾向を掴むのによいでしょう。 大雑把に言えばピンクの少ないエリアのほうが安心という見方です。 学生時代に暮らした街、札幌市を見るとピンク一面で驚きました。 学生の時から知ってはいましたが実務を経験した今、他地域を知った上で眺めると改めて驚きます。


今日のまとめ

★地盤の安全性を自分なりのエビデンス(根拠)をもとに判断。

浜松市北区・大林勇設計事務所
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