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浜松市図書館の雑誌スポンサー制度 [建築]

こんにちは、大林です。

オリンピックが終わった途端、雨、雨、雨。
最近、スッキリした青空を全く見ていない気もしますが、いかがお過ごしでしょうか?

我が家の庭木には、びっしりとクマゼミが張り付いておりまして、雨が降ると鳴き声が止まるため、「おっ、降り始めたか。」と思うこともしばしば。 クマゼミの短い命ですから、心ゆくまで鳴かせてあげたいものです。

まあ、都会の方にはセミは珍しいと思いますので、晴天時にガンガンに鳴いているときに電話がかかってくると、ちょっと恥ずかしかったり(笑)。「何の音ですか?」とか、「雑音でちょっと聞き取りにくいです。」とか、言われやしないかハラハラします。

先日、お久しぶりのKさんから、「浜松市図書館の雑誌スポンサーやっているのですね、アッパレだよ(意訳)。」とのハガキが届き、嬉しいお知らせでした。 実は、雑誌スポンサーに気づいて、連絡をくださったのは初めての経験。

 数年前からやっていたのですが、図書館の蔵書バランスの都合もあり、私の生活圏とは離れた場所に置かれていました。 今年になって「うちの近所の図書館に置くことは可能ですか?」と聞いたところ、「可能ですよ。」とお返事をいただき、細江図書館と都田図書館に「チルチンびと」という雑誌を置いて頂くことになりました。

元々は、近所の造園業者の「舩越造園」さんが雑誌スポンサー制度に多数参加しているのを図書館で見かけて、「なるほど、さすが舩越さんだな!」と思い、私もエントリーしてみました。

私自身、ネットの予約制度も駆使し年間100冊以上図書館を利用させていただいていますので、微力ながら恩返しのようなものかと思っています。

「チルチンびと」という雑誌は、私が量産ハウスメーカーを退職しようかどうか悩んでいたときに、「おっ、こんな住宅設計の世界があるのか!」と気づかせてくれた神様のような存在。 当時とは、執筆陣もガラッと変わったようですが依然としてリスペクトしております。

細江、都田両図書館にお寄りの際は、ぜひ手にとって見てください。

大林勇設計事務所


チルチンびと108号 いい家の条件

チルチンびと108号 いい家の条件

  • 出版社/メーカー: 風土社
  • 発売日: 2021/06/11
  • メディア: 雑誌


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住宅展示場の通路を散策 [建築]

こんにちは、大林です。

どういうわけか、雨雨雨の連続。
「盆休みは出歩かないように」と仕組まれているのでしょうか(笑)。

長めにジョギングしようとしていたのですが、それも叶わず気持ちは不完全燃焼です。


 さて先日、近くを通ったので住宅展示場の中をふらっと散策。

千葉支店の新人サラリーマンの時は、仕事で週に一度顔を出していたが、場所は違えど新鮮な感覚。

 通りに人通りは無いけれど、「お客さん来ないかなあ」と、ジッと事務所に待機している営業マンの姿が透視できるようですごく懐かしい。 

 御迷惑なのは分かっているので中を覗かなかったが、ここで1つ新鮮な疑問。

「一般消費者の皆さんは、すべての住宅展示場を覗いているのだろうか?」問題!

 グルっと見回すとモデルハウスはなかなかの数ですよ、皆さんどうしているのだろう。

 聞いたことのあるメーカーに行くのだろうか、やっぱり。好きな女優さんがCMしているメーカーに行く? それとも、玄関先で粗品を配っているモデルハウスに足を踏み入れるのだろうか?

 
御存知の通り、モデルハウスは大抵デカい。 延床面積60坪位はあるだろうか。 更にはオプションテンコ盛りで、見栄えのする家具もセッティングされている。

当然そのまま建てれば、一般人の建築予算以上の費用がかかる。 たくさん見て回ってもほぼそのままマイホーム候補になる家は、まず無い。 大きさも仕様も違って参考にならない。

これって車の購入行動で例えると、ト○タのディーラーに購入予定のカ○ーラを見に行ったけど、実物がないので代わりにク○ウンに試乗した、とかそんな感じか? 

そう考えると、消費者のいろいろな要望に合うように同じ会社が3棟、4棟と出店しているのにも納得がいく。 軽自動車やらワンボックス、ハイブリッド車、スポーツカーまで展示しているイメージ。 出店経費はその分掛かるのは当然ですが。

反対に、住宅展示場に注力しない会社も割とある。

最近、よく見かけるのが10棟くらいのまとまった分譲土地の1つに、先行して展示場を建て、後に売却するタイプ。 土地の規模感も分かるし、何よりも「この土地には、これくらいの大きさの家が建てられる」という目安が分かりやすい。

このタイプの方が大型住宅展示場よりも現実的なのかも。そんな気付きがありました。
ネットでアカウント登録して、玄関は電子解錠で、リモートで社員が質問に答えるとか、そんな営業スタイルも増えるかもしれませんね。

ただ、大型住宅展示場が無くなることは無いでしょう。 なぜなら、新聞社、テレビ局が大抵は大型住宅展示場の事業主ですから、広告は強いですよ。 放送の合間にマイホームセンター♪のCM目にしますよね。

大林勇設計事務所
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新しい街で暮らすこと。 [建築]

こんにちは、大林です。

 久しぶりの投稿になります。
何だか、コロナ、五輪を取り巻くSNSの殺伐とした雰囲気に違和感を感じ、投稿に気後れしておりました。

 ワクチンも出回り始め、五輪も終わりましたし、高校野球も始まり、油断しているわけではないですが個人的には平穏な空気を感じております。

 さて、今日は何を書こうかと思ったかというと、「暮らすこと」って何歳になっても心の奥底に刻み込まれているのだなということです。

 オリンピックのマラソン競技。 市民ランナーである私は、もちろん選手の走りをTVに食い入るように眺めました。 それと同時に、私自身が暮らした、札幌市の北大周辺の風景に時空を超えて、すっかり心奪われてしまったのです。

特に、大迫選手が二人を抜き去った辺りの歩道橋。

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 お恥ずかしい話、昔も今も私が住んでいる辺りは田舎で、徒歩圏内には歩道橋がありません。 私が初めて一人暮らしした札幌のアパートは、小学校、中学校が近く、生徒の交通安全のために都会のシンボル(?)のような、歩道橋が設置されていました。

 これまた田舎者には珍しい、地下鉄駅の「北18条」からテクテクと歩き、歩道橋を越え、自分のアパートに帰る、一人暮らし初心者の18歳の4月に見た景色をもうじき49歳になる現在、テレビ画面越しに再会するとは・・・。

 あまりに懐かしく、2日間のマラソン中継でその歩道橋が映るたびに「オレの歩道橋」「そこ曲がると、オレのアパート」と、何度もつぶやき、妻にはウザがられましたが。

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(北大の長い直線コースの終わり。ここで写真右手に選手は曲がりました。)

 大盛で有名だった中華屋、自転車で通ったキャンパス、合格発表が有った教養学部の校舎、2017年に参加した北海道マラソンと重なっている部分もあり、映像を何度でも見直したいほど北大を堪能しました。
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 実家から離れて、ひとり暮らしをし、やがて成人となる。その多感な時期を新しい街で暮らすことが一生の心の拠り所となる、そんな感覚を再確認する、五輪のマラソン中継でした。

我が家の長男次男も、それぞれ暮らす街でそんな充実した時間を過ごしてほしいものです。

大林勇設計事務所

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